ゲームセンターは犯罪が多いの?
ゲームセンターは犯罪が多いですよ。
やっぱり、どこの地域でも、ゲームセンターは犯罪が多いですよね。家庭用ゲームとかスマートフォンのゲームが時代の主流にはなっていて、ゲームセンターには人が少なく、活気が無いようにも思いますけど、それでもゲームセンターは一部の人種にとって人気がありますし、だからこそ、犯罪がゲームセンターで起きている、という側面もあるように思います。
ゲームセンターは、集まる人間の程度が、そんなにでもないのだと思います。犯罪を犯すような人間はゲームセンターに行かないし、集まらないし、そもそもゲームセンターという選択肢が頭の中にないんです。ゲームセンターというものを、見えてはいても認識していないのかもしれません。
ゲームセンターは、大人でいうパチンコ屋のようなものですから。外から見て、パチンコを打っている大人がどんなものかは、だいたい想像がつくでしょう。あんな感じです。パチンコ屋だと外から見える作りの所もあるし、相手も大人なのでパチンコ屋の中の人がイメージつきますが、ゲームセンターだと相手が子どもっていうのもあってイメージがつきにくいのかもしれませんが、だいたい同じです。
それと、ゲームセンターって人気がなくて、お客さんが入っていないところも結構あって、建物も古いんですよ。だから荒れ果ててしまっている。そんなところは、余計に廃れて周辺も含めて犯罪が増えますよね。割れ窓理論ってあると思うんです。割れた窓が犯罪の温床になるきっかけだ、という理論です。割れた窓を割れたまま放っておくと、「ここの地域は窓を割っても誰も気にしない場所なんだ」というように、窓を割りやすい、悪いことをしやすい環境が増えていくんです。
昔、警察官をしていたときは、町の駅近くで商店街の中に古いゲームセンターが建っていた所があったのですが、そこは盗んだ自転車を放置するメッカでした。駅から歩いて10分くらいで、駅から遠くなく、近過ぎもなく。自転車を駐輪するには丁度いい距離だったのです。で、盗んだ自転車を乗ってきて、そこの古びたゲームセンター前の路上なのか敷地内なのか、まあとにかくそんな所に駐輪していくんです。そこの場所は、古くてこわれたような、誰が所有者かもわからないような自転車のたまり場になっていました。
盗まれた自転車の置き場になるってことは、自転車を盗む場所にもなるわけです。盗まれた自転車の置き場ってことは、そこから自転車を勝手に乗っていっても、そこに置いた人間は気にしないわけです。自分も自転車を勝手に乗って、そこに置いていた手前、その自転車をまた他の誰かに乗っていかれても、文句は言えません。というか、乗っていかれたとしても気にしない。自転車を乗っていかれて「くやしいな」とか、そんな思いは出てこない。だから、自転車の無法地帯になるわけです。
それから、ゲームセンターの中っていうのは、どうしても置き引きが多くなりますね。隣に置いておいた荷物がなくなったとか。ゲーム台に荷物や財布や携帯電話を置いておいて、トイレや何かに行って帰ってきたら無くなっていたとか。こんな風に文章に書くと「そんなの当たり前だろう」とか「荷物から目を離す方が悪い」なんて思うと思うんですけど、実際にこんなケースが多々あるんです。
でも、商店街の中の古びたゲームセンターだけでなく、大規模商業施設の中のゲームセンターも、やっぱり犯罪が多いんですよ。施設自体は古びた感じもなく、家族連れなんかが行き交っているんですけど、そんな中でもゲームセンターだけは別格なんです。そこだけどうしても負のオーラが出てしまうんですかね。
ゲームセンターって、独特の誘惑があると思うんです。パチンコ屋なんかもそうなんですけど、単純な人間が引っかかりやすい誘惑を出していると思うんです。楽しそうな音が出ていて、簡単で面白そうなゲーム機が並んでいて。光なんかもでていて。そんな単純な誘惑に誘われて向かってしまうのが、あんまり深く物事を考えられない連中なのだと思います。
甘い蜜に誘われて、何も考えていない虫が集められるわけです。まっとうな大人だったら、「なんか、自分はいいや」って思うんです。「幼さが自分とは違うな」とか「そんなにはしゃぐ年じゃないし」とか。でも、何も考えられていない人間だと、その誘いに誘われてついていってしまう。子どもを集めるために誘う密なんですけど、何も考えていない大人もついていってしまう。犯罪を犯しやすいような人間が寄ってくるので、犯罪が多く発生してしまう。自転車盗、置き引き、それと粗暴犯のようなものも起きやすい環境になる。
ゲームセンターは、大人でいうパチンコ屋ですから。一時的な快楽を求めるような人間が多いです。パチンコ屋に犯罪が多い現状を見てもらえば、ゲームセンターに対しても「ああ、あんな感じなんだろうな」っていう想像がつくと思います。
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ようやくできました。「妄想スナイパー理論」です。タイトルは「インパクトがある方が人目につくかな」と思って、こんなタイトルにしていますが、中身は「犯罪と非行をなくして、思いやりを育む方法」になります。
思いやりってけっこう、掴みどころのないものだと思うんですよ。昔から「思いやりを持ちなさい」とか「思いやりが大事です」なんて周りから言われることは多いと思いますが、「それって何なの?」と聞かれた場合や、「それってどういうこと?」と深く知ろうとした場合、それと「どうやって持つことができるの?」となった場合に、うまく答えられないと思うんです。
そこで、一つの具体案として、「スナイパーのようなものだと」というのを示したいと思います。スナイパーとは、遠くから銃で相手を狙う、狙撃です。思いやりとは、スナイパーのようなものなのです。もちろん、思いやりっていうのは頭の中のことなので、実際に銃なり狙撃なりはしませんが、遠くから狙うすスナイパーと思いやりっていうのは、似ています。
スナイパーと思いやりはどうして似ているのか。スナイパーと思いやりの間の共通点とは何なのか。スナイパーと思いやが似ているのだとしたら、思いやりを育むにはどうすればいいのか。そんなことを、この小冊子には載せてみました。35,222文字です。目次はこちらで公開しています。
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