夫婦仲から、小学生の非行、その原因や心理を探る

2016.01.17 (日)

スマートフォンでGoogleフォトというアプリを利用しています。写真管理のアプリです。
このアプリには、「◯YEARS AGO」という見出しをつけて時々、過去の写真を数枚、自動で引っ張ってくる機能があります。「この日の思い出を見てみよう」という意味の機能です。
子どもが生まれたばかりの写真やら、歩き始めた時の写真やら。今では保育所で走り回っている長男が、壁につかまりながら立っている写真。今では真冬に「こっちの服がいい」と言って半袖のシャツを着出す長男が、新生児服に包まれて笑っている写真。見返すのも、懐かしくて楽しくて、「そう言えばこんなこともしてたなぁ。」と素直に面白い機能だと思います。

で先日、子どもが生まれるよりも前の写真を、このGoogleフォトは引っ張ってきました。子どもが生まれるより前・・私と妻の二人で写っている写真。何やらデザートに対し、二人で大口を開けている写真や、秋に千葉の紅葉を見に行った際に紅葉をバックにして撮った写真。「今じゃこんな事しないよ。二人で写真なんてぜったい無理」と思いつつも正直、心の片隅にジワーッと染みる懐かしさを感じました。

おそらく子どもにとっては、「夫婦仲良く」が良いんでしょう。お父さんお母さんと一緒にご飯を食べて、一緒に出掛けて、一緒の写真に写って。非行の抑止を考えても、夫婦仲が良い方が、非行に走らない。
夫婦仲が悪いのは連鎖になります。仲が悪い夫婦を見ていると、その子どもも将来、夫婦仲が悪くなります。
夫婦仲が悪いと両親は、子どもに八つ当たりしてしまいます。イライラを、つい立場の弱い子どもに受けてしまいます。
夫婦仲が悪いと諦めが出てしまいます。せっかく子育てに精を出していても、夫婦仲が悪いと夫(妻)の行動が嫌になってしまい、家庭がうまくいかないように感じ、子育てに対して投げやりになってしまいます。

だからせめて、ギスギスした関係はやめましょう。仲良くは無理でも普通になら、なんとかできやしませんか?子どもを第一に考えた場合、夫婦仲はそこまで仲良くならなくてもいいはずです。でも仲が悪いのはよくありません。夫婦仲がマイナスは良くありませんので、せめてフラットを目指しましょう。
見返りは求めない。仲良くなろうとすると、やはり見返りをもとめてしまいます。さすがにGoogleフォトに出てくるような昔には戻れません。
イライラしたら、時間を置く。イライラすると、時間を置く事すらできなくなってすぐに言い返してしまいがちですが、頑張って時間を置きましょう。イライラを抑えることではなく、時間を置くことにエネルギーを使いましょう。そうすればイライラは、いずれおさまります。

子どもが非行に走らず、素直で無邪気に、健全に育ってくれること。それがミッションです。

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 夫婦仲から、小学生の非行、その原因や心理を探る

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

contact@konokoe.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP