成人式ニュースから、小学生や男の子の非行原因、心理、家庭環境を探る

2016.01.16 (土)

成人式の日には毎年、日本各地の荒れた成人式の様子が報道されます。今年も様々な荒れた成人式が報道されました。
成人どうしでケンカになり意識不明。成人式会場でドリフト走行をし、歩行者を跳ね重症を負わせる。仮装イベントのような服装の成人式。市長の演説中に登壇して妨害。拡声器で大声。
血気盛んでバカ丸出しの若者の様子が日本中で報道されました。

これらは、決して許されることではありません。事件・事故には被害者がおり、被害者の無念は言葉にしようが無いものと思います。事件・事故に至らなくても、風紀を乱し、多くの人間に迷惑を掛ける行為は慎むべきです。

しかし、彼らの行為をまったく理解できないのかというと、そんな人間はおそらくいないはずです。私は男なので、特にくだらないことをする男の子の行動心理は理解できます。彼らのニュースを冷めた目で見ている社会人も、「男」だったら、目立ったり、力を誇示したり、暴力的だったり、威圧的な車に乗ったり、威圧的な運転をしたりする男性観は理解できるはずです。男だったら誰でも、ワルを意識し、憧れを持っていた時代はあったはずなのですから。

このワルに憧れを持つ男性観は、おそらく文化的以前の、生物的な問題です。男の遺伝子に組み込まれているものなのだと思います。無くそうと思っても無くなるものではありません。うまくフタをして抑える以外に方法はないのです。

この男性観をうまく抑えてフタをすれば非行に走らないし、抑えることができずに解放してしまえば非行に走ります。10代も後半になってしまえば、そこからフタをするのは容易ではありません。もっと小さいうち、善悪の区別がつく就学前や小学校低学年のうちから、行きすぎる男性観にはフタをするようなしつけが必要なのです。

 

 

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