どのようにして音の世界を広げたのか
ギターで音の世界が広がりました。30代にしてギターを始めたからです。なぜ始めたのか。
前々からギター自体に興味があったから。大人になってから新しく楽器を始める人を時々見かけるので「果たしてどんだけ難しいのか」と興味があったから。子供の頃から漠然と楽器に対する興味があったから。世界を広げたかったから。
でやってみて思ったのは、「これほど音を意識したことがなかった」という事です。ギターを始めて音一つ一つを聞こうと意識するようになりました。ギターの音が心地よいし、練習しなければならないからです。
今まではあまりにも漠然と世の中の音を聞いていました。世の中にあふれる楽器の音を、ただただ流して聞くだけ。何も意識せずに右から左へ。だから音の違いを意識することもありませんでしたし、気にしたこともありませんでした。
だけど、ギターを練習している際は音を意識しなければならないので、耳に集中します。一つ一つの音を聞き漏らさないと、一つ一つの音を集中して耳で拾います。なので、耳の神経を今まで以上に使っている感じです。
なんだか、今まで使っていなかった耳の神経に申し訳ない気がします。30年以上もほったらかしにしていた自分の耳の感覚に、もったいなさを感じます。多分、今までも意識すればこれほど音に敏感になることもできたのに、気がつきませんでした。
30代にして始めたギターは、耳の神経の存在に気づかせてくれました。これだけでも音の世界の広がりを感じさせてくれます。自由にギターを操れるようになれば、もっと世界が広がるのではと期待です。
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