子どもの非行を防ぐための具体的な方法とは
子どもの非行を防ぐための具体的な方法を3つ言いたい。それは、本を読むこと、モノづくりをすること、積極的に変わることである。具体的な方法は、まだまだあると思う。けれどこの3つが、今のところ私が「子どもの非行を防ぐためにいい」と考えているものである。
まず本を読むことは、想像を育むのにいい。非行とは、想像が広がらないことの結果である。非行少年、犯罪者、マナー違反、チンピラ、どれも相手の身になって考えられない、いわゆる自己中なのである。世間が狭く、自分の価値観でしか物事を見ることができない。自分の主観にこだわって、自分以外の人間の視野を想像することができない。視野が狭い人間なのである。
だから、想像のモヤモヤを広げなければならない。想像できる範囲を自分だけにとどめず、もっともっと広げなければならないのである。そのための方法が、まずは本を読むことなのだ。本を読んで、人の意見に耳を傾けること。人の意見に共感すること、人から聞く話に対して感激することを知れば、自分がいかに狭い世界の人間だったのか知ることができるだろう。人の意見に耳を傾けることの快感を覚えることができる。
次にモノづくりだが、これに想像力は不可欠である。頭の中のもモヤモヤしたイメージを、手の中で具体的なものにしていく。イメージに足りない部分があったら、そこは具体的にはならない。気体のガスを液体にすると、体積が小さくなる。モヤモヤした気体を触ることができる液体にすると、モノが小さくなるのである。
具体的にするためには、それ相応のイメージが必要なのである。手のひらサイズの具体的なものを作ろうとしたら、人の体よりもはるかに大きいイメージを持たねばならない。イメージを大きくしなければ、具体的なものはできないのである。
モノづくりといっても、プラモデルとか、粘土で作るものばかりではない。もちろん、それらはそれらで想像力を育むのに適しているが、そればかりではない。文章を作るのもモノづくりだろうし、事業を作るのもモノづくりだろうし、音楽を作るのだってモノづくりだろう。イメージを具体的にすることが大切なのである。
最後に、積極的に変わることである。これは、相手の価値観を受け入れる実践である。実践を積むことだと考えてもらっていい。それまでの自分の価値観を変えて、相手を受け入れること。優しさや寛容さを育む練習。優しさや寛容さとは、非行とは対極にあるものなのである。
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非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。
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