子どもを非行に走らせないために意識することとは

2019.03.18 (月)

子どもの非行を防ぐには、囚われないことが必要だ。囚われないようにするには、自分の心の奥底にある本音と対話しなければならない。

 

私たちが囚われるものとは、具体的なものである。ハッキリしているもの、分かりやすいもの、そんなものに、私たちは囚われるのである。具体的なものとは例えば、当たり前と思っているものである。よく考えないと、実はどうでもいいものまで「当たり前だ」と思って日常を過ごしている。

 

例えばお金。よくよく考えなければ、私たちはお金に囚われてしあう。お金に囚われた結果がドロボーなのである。犯罪者とは、言い換えると「囚われている人」の究極形態なのである。

 

 

本当にお金は必要だろうか。本当にお金がなければいい人生を送れないのだろうか。もちろん、お金がゼロになってしまっては生活はできない。けれど、生活に最低限のお金さえあれば、それ以上にお金にこだわらなくてもいいのではないだろうか。

 

 

例えば学歴。本当に学歴は必要だろうか。勉強することは本当に必要だろうか。子どもの話であるが、毎日毎日学校に行って、周りに回せて席に座って授業を聞いて。確かに友達といるのが楽しいのなら学校に行くのもありだろう。授業を受けて世界の広がりを感じることができるのなら学校に行くのもありだろう。

 

 

だが一回、立ち止まって考え直した方がいい。学校の友達と話をすること。数ある授業の中の体育や図工。そのわずかの楽しみを得るために、膨大な時間を無駄にしてはいないだろうか。一日にある24時間、棒に振っていないだろうか。

 

 

知らず知らずのうちに「当たり前だ」と思っていることは、私たちの生活を侵食している。この侵食を止めなければならない。当たり前の侵食を止めるには、自分の本音を探すこと。「自分は本当は何を望んでいるか」に敏感になることである。

 

 

もちろん、本当にやりたいことがあったとして、それが実現できるかどうかは分からない。犯罪は許されないし。「あいつをブチ殺してやりたい」のが本音だからと言って、それは実現しないだろう。けれど、日常にたくさんある「当たり前」の中で、見えなくなっている「本音」を意識することが、囚われた結果である非行や犯罪を防ぐ方法なのである。

 

 

世の中はもっと生きやすいはずだ。犯罪に走らなくても、非行に走らなくても、無理をしてそんなことをしなくても、世界はもっとゆるくていいはずだ。自分が本当にしたいことを意識すること、それが子どもの非行を防ぐ方法なのである。

 


 

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非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

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