子どもの非行を防ぐために気をつけることとは

2019.03.20 (水)

子どもの非行を防ぐには、細かいことは気にしない方がいい。細かいことを気にするとは、不寛容さの現れである。正解はない、当たり前はない。そんなことが分かっていると、ついつい指摘したくなる相手の至らない所なんてものは、実は無いことに気づくだろう。

 

 

仕事をしていると、相手の至らない所が気になる。「どうしてこんな事が出来ないんだろう」「どうしてこんな事が分からないんだろう」「どうしてここまで気がつかないんだろう」と思う事があるだろう。けれど、そんなことは、結局は自分自身が思っていることなのだ。主観でしかない。

 

 

相手の身になって考えれば、そんなものは、実はどうでもいい小さいことなのである。確かに「こんな風にするのが正しい」「こうするのが普通だ」「今まではこうしていたんだ」と思うこともあるだろう。けれど、そこで一歩立ち止まって考えてほしい。本当にそうだろうか、と。

 

 

主観に陥っていないだろうか。自分の価値観に固執していないだろうか。自己中になっていないだろうか。自分勝手な正義を相手に押し付けようとしてはいないだろうか。周りが見えなくなってはいないだろうか。どうでもいいことにこだわってはいないあろうか。視野が狭くなってはいないだろうか。

 

 

子どもの非行にしろ、犯罪にしろ、交通違反にしろ、全ては価値観の衝突である。自分の価値観を相手に押し付けようとする際に、非行なり犯罪なりが起きる。子どもを非行に走らせたく無いのであれば、普段から価値観を押し付けるようなことは控えるべきである。

 

 

親が、周りの人間が、子どもに近い大人が、不寛容な態度を子どもにとってどうする。本来背中を見せなければならない大人が、子どもの前で寛容的でない姿勢を示してどうする。

 

 

寛容になることだ。優しさを示すことだ。理解してあげることだ。価値観を押し付けないことだ。相手の身になって考えることだ。客観の視点を持つことだ。想像することだ。一歩引いて遠くからその場の状況を見ることだ。

 

 

そうしようと思えば、細かいことなんて言っていられない。たとえ「当たり前だ」とか「これが正しい」と思っても、それ自体が正義の押し付けかもしれない。細かいことなんて言っていられない。相手を指摘するなんて出来ない。どうでもいいのである。デメリットの裏には、同じくらい深いメリットが存在している。立場を変えると、左右が逆になって見える。それまでの価値観とは違う、別の世界が広がっているのである。

 

 

細かいことは気にしないことなのだ。

 


 

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