非行を防ぎ、素直な子どもへ

子どもの非行というのは細部に現れるものです。わかりやすいのは、歯や爪です。

子どもの非行と家庭環境の環境は、ご存知だと思います。確かに子どもが非行に走るかどうかには多くの要因があり、一概に言えるものではありません。

ですがあえて「どういう子どもが非行に走るのか」と言うとすれば、やはり「環境が悪い家庭の子どもは非行に走りやすい」となります。専門家でなくとも、だいたい想像がつくと思います。

環境が悪い家庭の特徴がわかりやすく現れるのが、子どもの歯や爪なのです。子どもの成長に興味がな買ったり、忙しくて子どもに目を向ける暇がなかったりすると、子どもの歯や爪にその結果が現れます。

歯が虫歯で黒くなったり、欠けていたり。爪が汚れで黒くなったり、目立つくらい伸びていたり。

ですから、歯や爪は１つのパロメーターと言えるかもしれません。「しばらく子どもの歯や爪の状態を見ていない」「最近、子どもの爪を切っていない」「ずっと子どもに歯磨きを任せっぱなし」と思ったら、それは子どもを見ていないサインとなります。気にかけるようにしてください。

予防医療という言葉があります。病気に掛かってから治療をするのではなく、病気にかからないように予防するのです。歯にも同じことが言えそうです。虫歯になってから治療するのではなく、あらかじめ虫歯にならないように予防するのです。

虫歯の予防に比重を置くのです。歯磨きは基本として、それプラス歯間ブラシや口内洗浄液です。歯磨きだけでは十分な虫歯の予防はできないのだと思います。歯科医での検診も、半年に一回と言われています。虫歯になることを考えれば、定期的に見てもらうことは苦にならないはずです。

虫歯は家庭環境の悪さを如実に表すのです。