娘の非行は母親が働きすぎだからじゃないかと言われました

2019.04.21 (日)

世の中は、なんでも見方次第なところがあります。世の中をどう見るか、身の回りの出来事をどんな風に捉えるか、一般的にはこう言われているけれど自分はどう考えるか、です。つまり、一般的には非行と言われていても、あなたが非行ではないと考えれば、それは本当の意味で非行ではないのだろうし。一般的には犯罪と判断されるうような行為でも、自分では「こんなに考えた末の行為だ。これは犯罪なんかではない」と胸を張って言えるものであれば本当の意味での犯罪にはならないでしょう。たとえ法律的に犯罪の構成要件に該当する行為であっても。

 

 

というのも、現実世界と法律の世界というのはかけ離れています。「法律的には非行や犯罪と判断されるけど、心情的には非行や犯罪だとは考えられない」状況がたくさんあるのです。確かに非行や犯罪とは悪い結果をもたらすものである。個人レベルで見ても社会レベルで見ても、非行や犯罪と判断されたその時点では。ですが、人生はその時点で終わりなのではありません。まだまだ続きます。たとえその時点で悪い結果をもたらすものであっても、もっと長い目で見れば反転していい結果をもたらすものもあるでしょう。

 

 

世の中で偉業を成し遂げた人、突飛なアイディアで社会を変えた人というのは、若い時には異端視されていた人が多いです。

 

 

確かに成功した人というのは、それなりの家庭環境で育ってきたのかもしれません。なんでも用意してくれている環境で育ってきているから伸びる才能もあるし、そんな才能で成功している人はいるでしょう。ですが、社会を変えるほどのことをやり遂げた人間とは、劣悪な環境をバネにして這い上がっている場合が多いのです。

 

 

「こんな状況ではダメだ」「こんな環境で成功できるはずがない」と思われるような環境で育ち、のちに周囲の予想を裏切る結果にまで至るのです。

 

 

たとえばスティーブ・ジョブズ。スタンフォード大学のスピーチで言っていたとおり、生みの親と育ての親が違うのでしょう。一般的には、決して子どもにとっていい環境とは言えません。が、アップルを復活させてiPhoneを世に送り出し、想像やアイディアの象徴と言えます。世の中を変えたのです。育ってきた環境でもなんでも、未来にどうなるかは分かりません。とらえ方次第、考え方次第、見方次第、なのです。

 

 

さらにはそんなスティーブ・ジョブズでさえ、ビジネス的には神様として見られていますが、人間性としては神様ではなかったと言われています。周囲の人間に要求するものが強かったようですし、自分が作った家庭のことでも色々と言われています。世の中にあるものはなんでも見方次第、考え方次第、とらえ方次第でどうにでもなるのです。

 

 

もしあなたが「娘の非行は母親が働きすぎだからじゃないか」と言われてそれに対して「違う」と思えば、それでいいのです。「何が正しいのか」なんて誰にも分かりませんし、そもそも「正しい」ものがあるわけではありません。100の人間がいれば100通りの見方があります。

 

 

「娘の非行は母親が働きすぎだからじゃないか」と言われて心を揺さぶらされる必要はありません。まあ揺さぶられるということは、痛いところを突かれたからなのかもしれませんが。

 


 

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非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

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