家庭環境が劣悪だと子どもが非行に走るのでしょうか

2019.04.20 (土)

家庭環境が劣悪だと、子どもは非行に走ってしまうのでしょうか。私は、子どもが非行に走るのは、視野が狭いからだと考えています。非行に走る子ども本人の視野の狭さもあるでしょうし、その子どもを取り囲む大人の視野の狭さもあります。

 

 

視野の狭さ、見識の狭さ、世界の狭さが、子どもを非行に走らせます。非行に限ったことではなく、犯罪、不良行為、マナー違反、すべて視野の狭さからくるものです。考えれば犯罪や非行など、しないほうが人生をよりよく生きられるし、個人的な人生のみならず社会全体にとってもそのほうがいいはずです。

 

 

ですが、そんなより良い方法が見えない。過激に言ってしまえば、頭が悪いから非行に走るのであって、犯罪をするのであって、マナー違反のようなものをするのです。

 

 

ちなみに、非行、犯罪、マナー違反、これらは「どこからどこまでが」っていうはっきりとした線を引くことができないもので、グレーゾーンも多分にあるものです。非行や犯罪に関しては、ペナルティーを科さなければならない手前、社会的にははっきりとした線があるとされています。ですが私がいう非行や犯罪とは、もっと大きくてぼやっとしたものです。社会的に迷惑なものすべてを指します。逆に社会的に非行や犯罪として線を引かれているものでも、心情的に非行や犯罪と切り捨てられないものもあると私は考えています。それらは社会悪ではないものです。

 

 

非行や犯罪に該当するものの中で社会悪でないならば、私は許させるものもあると思います。というのも、社会の実情に法律が追いついていないからです。社会の後を法律が負わなければならないことは仕方のないことなのですが、あまりにその差が開いてしまっています。ですので、非行や犯罪の中にも社会悪でないものは除外して考えるべきだと考えます。子どもが非行に走ったり、成人した者が犯罪を犯しても、その中には大して深く考えなくてもいいものもあると考えます。

 

 

それらは大抵、深く考えられた末のものであることが多いです。考えがしっかりしている人間の非行や犯罪に該当する行為は、深く考えなくてもいい場合が多いのです。許されざる非行や犯罪、非難されるべき非行や犯罪とは、短絡的で深い思考の伴わないものです。

 

 

ですので、私のいう非行防止方法とは、深く考えることです。思考を深めることです。自分で考えて、自分で選んで、自分で決めて、自分で実行して。そんな深い思考を伴うものは、非行とするにはあまりにも惜しいものです。深い思考を伴うものは、社会悪になり得るものではないのです。「そこまで考えているし、自分でやったんならいいんじゃない?」というイメージです。

 

 

話を元に戻すと、「家庭環境が劣悪だと子どもが非行に走る」というのは、劣悪な環境と浅い考え、というのが親和性が高いからです。劣悪な家庭環境にいる人間は、考えが浅くなりがち、ということでしょう。深く考えて人生を切り開いている人間の家庭環境は、たとえ経済的に潤っていなかったとしても、劣悪にはなり得ないのです。

 


 

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