非行を防ぎ、素直な子どもへ

手持ちの花火についてですが、普通、花火は煙がとても出ます。普段、花火をするのは夜なのでわかりにくいのですが、花火がパチパチとしている際、あの細くて小さい花火から大量の煙が出ているのです。

 

以前コラムで、街中にしろ公園にしろ、花火はする場所がないと書きました。その主な理由は煙です。花火から出る大量の煙が、他の人の迷惑になるのです。花火をしようものなら途端に通報が入ってしまいます。

 

しかし最近は煙が出にくい花火があるそうです。特別な火薬を使っているらしく、普通の花火よりも煙の出る量がとても少ないそうです。モクモクとした煙が出ず、一見周囲の環境にも優しい花火があるようなのです。

 

ではその様な花火なら、花火禁止の場所がほとんどの日本でも、花火で遊んでいいのでしょうか。出る煙の量が極端に少ない花火出あれば、迷惑にならないし、遊んでも問題ないと考えていいのでしょうか。

 

答えはノーです。出る煙の量が少ない花火でも、やはりやるべきではないでしょう。ゴミが散乱する、騒ぎ声が迷惑になる、火災の原因になる、花火の焦げ跡が残る、などの理由があります。

 

花火をしている方は遊びに夢中でなかなか気づきにくいものですが、一歩引いて他人の視点で見ると、生活空間を侵害されているようで気になるものです。それに何より社会が花火で遊ぶ事に敏感になっています。

 

実際に煙が出ようと出まいと、実際に迷惑が掛かっていようといまいと、迷惑になりうる行為はすぐに通報される社会です。一長一短ですが、目立つ行為はすぐに誰かに告げ口されます。

 

たとえ煙が出なくても、花火はしにくい社会です。

 

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