子育てにも役立つ、「判断」の3つのポイント(2)
子育てにも役立つ、「判断」の3つのポイント1つ目は「根本的に考えること」です。
「そもそも」という言葉を使うと、考えやすいと思います。「そもそも自分たち家族はどうあるべきか」、「そもそも子どもはどうあるべきか」、「そもそも何でうまくいかないのか」等を考えると、悩みの根っこの部分の解決策が見えてきます。表面に現れている事象で悩んでも、そもそもの悩みを解決しなければ、また似たような悩みが現れます。
私の4歳の息子は一週間に一回、近所のスイミングスクールに通っていますが、初めの2回は「行きたくない」と言って、行きたがりませんでした。入会金を払って、月謝の3ヶ月分を払ってしまっているので、「今さら行きたくないと言われても困るなぁ」と親としては思うのですが、どうも行きたがりません。「行きたくないのを無理に行かせようとしても良くない」と思って半ば諦めもした。でも、そもそも行きたくない理由はなんなんだろうと思って妻に相談したのですが、理由は「同じ保育園の女の子がいるから」だそうす。スイミングスクール初日に、同じ保育園に通う女の子とプールの入り口で会って、それで急に「行きたくない」となったようです。恥ずかしかったのか、気になる女の子だったのからなのか・・。
その後、私は「そんな理由なら、気持ちに整理がつけば慣れるだろう。」と思い、説得した結果、3回目から息子は元気にスイミングスクールに通うようになりました。「水を怖がる時期なのか」とか「親と離れることに抵抗があるのか」等と想像で色々考えましたが、そもそもの理由がわかった後は対策も立てられ、無事に通わせることができました。
1つ目のポイントは「根本的に考えること」です。
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