小学生の女の子は非行に走るのか
小学生の女の子にとっても、万引きは遠い世界のことではありません。最近は、コンビニで商品を自分の鞄に入れる小学生の女の子がいました。女の子だからと言って、安心はしていられないのです。
確かに犯罪における男女比の割合は、男性が多いです。警察庁のホームページに「刑法犯少年の男女別検挙人員及び人口比の推移」という統計資料があります。
それによると
男 女 女性の割合
平成26年 41,358 7,003 14.5%
平成25年 47,084 9,385 16.6%
平成24年 53,832 11,616 17.7%
となっており、統計上、犯罪に占める女性の割合は15パーセント程です。ですが実際に犯罪との前線に立ってみると、女性の犯罪者の存在もしっかりと感じます。それは成人も少年も関係ありません。成人にしろ少年にしろ、犯罪における女性の存在感はしっかりとあるのです。
最近は、小学生の女の子5〜6人がコンビニで万引きをしていったようです。これも集団心理のなせることでしょうか。一人一人はかわいい子どもなのですが、買い物をするように棚から商品を取って鞄に入れる様子を見ると、「女の子でも安心できないな」と感じます。
集団心理は少人数でも働きますし、「友達と一緒」という身近なところでも感じるものです。女の子も一人の時はそれほどでもないのですが、友達と一緒にいるとなると、悪いことをしやすくなるのかもしれません。
犯罪は男のものと思い込まず、女の子でも用心することが求められます。
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