非行の兆しは家庭環境のどこに表れるのか(2)

2016.09.29 (木)

「子どもの非行」「家庭環境」「部屋がキレイかどうか」は密接に関わっているというコラムを前回、書きました。ですがなかなか部屋をキレイにすることができない人は大勢いると思います。

 

そのような時は「部屋にお客さんを呼ぶ」のはどうでしょうか。アナタの家にお客さんを通すのです。そうすれば強制的に「片づけなければ」という意思が働きます。

 

私も「明日、誰かが来る」という時は、急に部屋を片付け始めます。自分の意思だけではだめなのかもしれません。絶えず自分以外の視点を意識しないと、人間は易きに流れるのです。

 

「誰も見ていない」「誰も家に来る心配がない」となると、やはり人間は悪いことを考えるのだと思います。子育てには、独りよがりにならず、広く他人の意見を取り入れる、広い視野が必要です。

 

それは家庭環境にも言えるのだと思います。自分たちだけがいる部屋では、他人の視点を意識することがありません。確かにプライベートな空間は必要ですし、だからこそ気が休まるものです。

 

ですがたまには換気も必要です。その家の家族だけが暮らしていては、空気がこもってしまいます。内にこもっていては、考えがこり固まってしまいます。部屋にお客さんを呼び、新しい空気を取り入れ、他人の視点を意識するのです。

 

お客さんを呼ぶ事で、部屋の中にも「誰かの目がある」という意識も芽生えます。悪い考えもなくなります。部屋を掃除することにもなり、性格もオープンになります。

 

部屋にお客さんを呼ぶことは、強制的な掃除をうながし、いい家庭環境を作ることにつながり、子どもの健全な成長を呼ぶのです。

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 非行の兆しは家庭環境のどこに表れるのか(2)

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

contact@konokoe.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP