絵という表現方法を学べる〜光と陰の描き方
例えばプレゼンをしていて、絵で聴衆に向かって何かを表現したいと思ったときはないでしょうか。最近ではパワーポイントなどのを使ったプレゼンよりも、ホワイトボードを使ったプレゼンの方が注目を集めている様です。プレゼンでなくとも、人前で話す機会を想像してみてください。
あなたが聴衆に対して何かを伝えたいことがあります。上手く伝えるには、例え話が有効です。あなたは日常の中から、例えるのに都合のいいものを探します。普段の生活の中から、身近なものの中から、聴衆の心に刺さる様なものを探すのです。
「これは例えば、〇〇の様なものです」
そこで、あなたはホワイトボードに例える対象を描こうとします。まあ、下手な絵でもそれはそれで味があるのかもしれませんが、そこで対象を上手く描ければ、講演やプレゼンの話はスムーズに進みますし、話の流れも途切れないはずです。
上手い絵を描く必要はないのかもしれませんが、最低限、伝わる様には絵を描きたいですよね。絵に自信があれば、絵を描くことに後ろめたさがなくなれば、絵で伝えることに対して億劫でなければ、相手によりスムーズに伝えられる様になります。
この本を読んで絵に対する自信が少しでもつけば、あなたの表現方法にまた一つの選択肢がプラスされるんです。もちろん、内容に力を入れてもいいでしょう。声や話し方に力を入れてプレゼンするのもいいでしょう。服装や姿勢などの見た目に力を入れるのもいいでしょう。
ですが、そこにまたひとつ、「絵」という表現方法が加われば、あなたの頭の中の像を、より鮮明に、より素早く、より刺さる様に、相手の頭の中に映す事ができる様になるのです。
色を表現すること、奥行きを表現すること、明暗を描くこと。この3つを覚えるだけで、絵は格段に上手くなるのだと思います。鉛筆しか持っていないところに、色鉛筆が加わる様なものです。
鉛筆しか持っていなければ、普通は黒色しか表現できません。相手に伝えられる内容は、それだけ制限されています。ですが、そこに色鉛筆が加わる事を想像してみてください。表現方法は格段に向上するはずです。りんごの赤を黒色で表現できれば、空の青を黒色で表現できれば、野菜の緑を黒色で表現できれば、相手が受ける印象も違うでしょうし、そのプラスされた表現方法は、自信をもつけてくれるのではないでしょうか。
黒色の鉛筆しか持っていないのに、相手が受ける印象は色鉛筆で表現した様な世界。紙に描いているはずなのに、相手が受ける印象は奥行きのあるリアルな風景の印象。一緒の空間にいるはずなのに、相手が見る絵は光と陰が表現された世界。そんなものを、表現手段の一つとして覚えてみてはいかがでしょうか。
表現方法が増えます。相手に伝えられることが増えます。しかも鉛筆一つで。
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