どの本を読んでも結論は一緒だった。子どもを非行に走らせない家庭環境の正解とは

2020.02.09 (日)

子どもを非行に走らせない家庭環境っていうのは、だいたい決まってきます。

 

 

何冊か本を読んできたのですが、どの本でも内容は同じことを言っていますね。それに私の経験とも合致しています。すなわち、主体性を尊重させるってことです。自分からやろうとする力、自分からやろうとする意思。これを尊重して子育てしようということに、どの本でも主眼が置かれています。

 

 

非行に走らせない子育てっていうのは、イコールどうやって子育てをしたら良いのかっていうことなんです。子どもが非行に走ってしまったら、ソレって言うのは、端的に言うと子育ての失敗ですから。子どもを独立させるのが、とりあえずの子育てのゴールなのは誰もが納得できると思います。非行に走ったり周りに迷惑をかけてしまって、親が面倒を見ないと一人で生きていけないのでは、独立したことにはなっていない。

 

 

では失敗しないためには、どうやって子育てをしたらいいのか。例えば、以下のこれらの本を読んできました。

 

 

すべての教育は「洗脳」である

 

採用基準

 

一流の育て方

 

子育て本だけでなくビジネス書も読んだのですが、どれも主体性ってことを大事にしていますね。ガチガチに勉強をさせるのではなくて、子どもに自由にやらせようと。子育ての方法っていうのは今の時代、ある程度これで正解が固まっているのかもしれません。

 

 

どっちかというと放任気味です。一見、親としては楽なようにも思えますが、耐える所は耐えなくてはなりません。というのも、人間っていうのは自分の考えを周りに押し付けたい生き物だからです。自分の価値観、自分のルールというものの中で生活したい。

 

 

子どもが親自身の価値観とは合わないことをしていたら、親の価値観に合わせようとします。汚い言葉遣いをしていたら自分の基準でいうキレイな言葉遣いに正そうとするし、部屋を散らかしていたら自分の基準でいう整った部屋に片付けさせようとします。自分の価値観の中で生活したいんです。

 

 

生活だけでなく仕事もそうですよね。業績には関係ないことを、いかにも業績に結びつくようにして、部下を注意する。「若いのは年長者の言うことを聞くものだ」とか「掃除できないものは仕事もできない」とか。そうやって、「オレの言う事を聞け」とか「誰か掃除しとけ」っていうのを周りに押し付ける。自分の価値観の中で生きていきたい・仕事をしたいんです。

 

 

だから、放任気味の子育てをしようとしても、どうしても価値観を子どもにも押し付けたくなる。とってつけたような理由をつけて。「人間として……」とか「これをやらなければ将来が……」とか。この気持をぐっと堪えて、子どもの好きにさせるのが、主体性を育むってことなんです。

 

 

子育てとしては、言いたくなるところをいかに抑えるか、怒りたい気持ちをいかに抑えるかっていうのが、子育ての主眼になります。

 

 

主体性ばかり主張して、「そんなんで子育てが成立するのか」っていう意見もありますが、それに対してはだいたい、2つの反論がメジャーです。一つは失敗も必要だということ。もう一つは、先がわからないんだから、何が必要で何が不必要化はわからないだろう、です。

 

 

失敗も必要っていうのは、「早いうちに挫折を味わっておけ」っていうことです。何事も早めに済ませておくほうが、傷口が小さくて済みますよね。子どものときに人生の失敗するのと、家族がいて仕事にも責任を負う年になって人生の失敗するのでは、明らかにリスクが違います。早めに失敗しておくほうが、リスクが小さいんです。

 

 

何が必要で何が不必要化はわからないっていうのは、「世代が違う」っていうことです。僕らが生きているのは、子どもから比べれば30年も過去の話であったので、ソレを今とかこれからを生きる子どもに言ってもしょうがないだろうと。

 

 

 

好きなことをしている時の方が、一番力を発揮できるんですよね。だから、どうやって自分の好きなことで稼いでいくかっていうのが、これからは大事になるし、どの本の著者も言っていることです。そのためには自分の好きな事が何なのか知らなくてはならないし、好きな事をするっていうのがどんなものなのかを知らなくてならな無い。

 

 

好きなことをするっていうのは意外とできないもので、好きなことをやっていると罪悪感が出てくるんですよね。「こんな事をやっていていいのだろうか」とか。その罪悪感を克服して、あるいは初めから感じない状態で好きなことをやるには、好きなことをやっていた経験が必要になります。好きなことを目指して熱中する経験こそが、好きなことで稼ぐための土台になるんです。好きなことに熱中した経験がないと、大人になってからいざ好きなことをやろうとしても見つからなかったり、モチベーションがなかなか続かない。だから、子どもの時から好きな事をやる経験が必要なんです。

 

 

好きなことは自分から進んでやるでしょうしね。進んでやるのならば、それはもう主体性って言えます。好きなことをやっているときが、主体性を持って生活している状態です。親の都合で、親の好きなものに子どもの主体性を引き出すことはできませんから、見守るしかありません。親としては、放任気味であることに耐えるんです。

 

 

 

 

 


 

 

 

イライラは良くないし、できればイライラしないで生活したい。感情的になりがちな性格をコントロールして、楽しく笑いながら生活するためのヒントを載せた本です。

 

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ようやくできました。「妄想スナイパー理論」です。タイトルは「インパクトがある方が人目につくかな」と思って、こんなタイトルにしていますが、中身は「犯罪と非行をなくして、思いやりを育む方法」になります。

 

思いやりってけっこう、掴みどころのないものだと思うんですよ。昔から「思いやりを持ちなさい」とか「思いやりが大事です」なんて周りから言われることは多いと思いますが、「それって何なの?」と聞かれた場合や、「それってどういうこと?」と深く知ろうとした場合、それと「どうやって持つことができるの?」となった場合に、うまく答えられないと思うんです。

 

そこで、一つの具体案として、「スナイパーのようなものだと」というのを示したいと思います。スナイパーとは、遠くから銃で相手を狙う、狙撃です。思いやりとは、スナイパーのようなものなのです。もちろん、思いやりっていうのは頭の中のことなので、実際に銃なり狙撃なりはしませんが、遠くから狙うすスナイパーと思いやりっていうのは、似ています。

 

スナイパーと思いやりはどうして似ているのか。スナイパーと思いやりの間の共通点とは何なのか。スナイパーと思いやが似ているのだとしたら、思いやりを育むにはどうすればいいのか。そんなことを、この小冊子には載せてみました。35,222文字です。目次はこちらで公開しています。

 

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