小学校低学年で非行はあるのか
2016.08.04 (木)
小学校低学年での非行はそんなに多くないと思います。
警察庁がホームページで公開している刑法犯少年の年齢別推移によると、平成26年の検挙人員は総数48,361人(人口比6.8%)のうち
14歳 10,140人(人口比8.6%)
15歳 10,331人(人口比9.3%)
16歳 10,009人(人口比8.4%)
17歳 6,977人(人口比5.8%)
18歳 5,279人(人口比4.4%)
19歳 4,965人(人口比4.1%
となっています。統計的には、非行のピークは16歳の中学校3年生です。その後、高校生になって徐々に落ち着いてくるようです。
ですが、中学生になって子どもとの関係がギクシャクしてきたから関係を見直そうとしても、すぐにうまくいくものではありません。それまでの積み重ねもあるはずです。中学3年になって子どもが荒れてきたようだから、明日から更生させようとしても、即効性のある薬はないはずです。
私は小学校低学年が、一つの転機になるのではないかと思います。無邪気一辺倒だった子どもが徐々に自分の世界を作り出します。やっていい事と悪い事の判断も固まってきます。悪い事とわかっていてもやる事も出てくると思います。
子どもの小学校低学年あたりを一つの転機として、将来を見据え、非行に走らないように意識することが必要なのだと思います。非行に走ってすれた態度にならないように、子どもの無邪気さや素直さがなくならないように考えることが必要です。
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