子どもの非行相談で大事なのは何か

2018.12.26 (水)

「抽象化が大事」

 

 

とは私がよくいうことですが、これって言うのは客観視できるようになる、とも言えます。だったら客観化でもいいんじゃないか、とも思うんですが、なんとな抽象化の方がしっくりくるので抽象化と言っています。

 

 

抽象化というと、客観化というよりも広い範囲をカバーできるのです。客観化と言った方が具体的で、抽象化と言った方が抽象的です。抽象化の中の一部分が客観化ということです。

 

 

さて、この抽象化。子どもの非行相談にも使えます。子どもの非行相談でも、大事なのは抽象化なんです。具体的な悩みを持ったあなたに必要なのは、実は抽象化の考えなんです。子どもの非行相談に限ららず、相談事で全般的に大事なのは抽象化なんです。

 

 

と言っても、相談をするという行為は、それ自体が抽象化です。自分のケースを相手に伝えるわけですから、色々と抽象度(具体度)を変えて説明するはずです。例えば「子どもがお金を盗むんです。例えば、先日は私の財布から一万円札を・・。」とか「子どもが親に対してバカと言ったりアホと言ったりします。口が悪くなったんです。」という具体です。

 

 

これによって何が起こっているのかというと、客観視です。自分の状況を他人に説明するわけですから、客観的な視点が入ることです。人に説明するためには、具体と抽象の往復をしなければなりません、。具体と抽象を意識していない人でも、「例えば」などと言って例を出したりするので、意識していなくても使っていると言えます。

 

 

自分の事を客観視できるようになると、今まで見えなかった様々なものが見えてきます。自分の頭にあるうちは、具体的で主観的です。客観の入る余地はほとんどないでしょう。何しろ誰かに説明する必要がないのです。客観的な視点を持ち込まなくても、理解するのは自分だけで自分が納得すればいいだけなので、主観一辺倒でも構いません。

 

 

でも、人に説明するには一歩上からの視点が必要になります。自分だけが見ている世界を説明したところで、相手には理解してもらえないからです。どんなに主観一辺倒な人間でも、それまでの経験から、「ある程度客観的な視点がなければ、人には理解されない」ことは分かっているものです。

 

 

ですので、全体を捉えて、全体を理解してもらおうと努めるはずです。それから、相談事となると人は抽象的に説明したがるものです。ぼかそうとするんです。それはやはり、「自分がこんな事を考えているのを知られるのが恥ずかしい」という照れがあるからでしょう。この、ぼかそうとする事で、さらに客観的な視点に拍車がかかります。

 

 

相談事というのは、それ自体が、悩みを客観視されるものなんです。おそらく、人に話しているうちに、自分の良くなかった点が分かってくるのではないでしょうか。人に話そうとする際、自己中の部分をぼかして抽象的に語ろうとするはずです。その時点で気づくのではないでしょうか。「今自分は曖昧にしようとしている」事を、人に話している間に、気づいていくものでしょう。

 

 

だから、人に相談をすると、解決が近づくんです。それは客観視できるようになるからす。客観視できるようになれば、違う選択肢も見えてきます。それまでAとBしか見えなかったものが、Cの選択肢も見えてきます。たとえ「Aの道かBの道か」で悩んでいたとしても、その悩みを客観視できるようになれば、どっちでもない「空を飛ぶ」という選択肢も見えてきます。あるいは「引き返す」ことも選択肢かもしれません。客観視できるようになると、一歩上から見られるようになるんです。それまで一部分しか見えていなかったものが、一歩引くことによって、視野の外側も見えるようになるんです。

 

 

例えば、黄色いタンポポを近距離から見れば、黄色い花びらしか見えないでしょう。それがタンポポであることすら分かりません。花びらであることも分かりません。でも引けば引くだけ、周りも見られるようになります。

 

 

黄色い絨毯かと思ったいたものは実は花びらで、それはタンポポであることが引けばわかるんです。さらにそのタンポポがどんな場所に咲いているのか、周囲の環境もわかるでしょう。客観視することによって、視野が広がって、様々な選択肢が見えてくるんです。

 

 

人に相談するということは、自分の悩みを抽象化することです。人に分かってもらおうと、全体像を入れることになります。客観の視点が入るんです。自分の具体的な事を言うのが恥ずかしくなり、ぼかして一般論にして説明する節もあります。話しているうちに客観の視点が出てくるので、自分のことが恥ずかしくなって抽象化してしまうのです。

 

 

 

誰かに相談をすると言うことは、それ自体が抽象化になります。具体的に話そうとすればするほど、通称の視点が出てくるのかもしれません。照れや恥ずかしさがあるので、どこまでも具体的に言える人はいないでしょう。自分の頭でならどこまでも具体的で構わないのですが、人に話すとなると抽象的せざるを得ないのが人間なのです。

 

 

子どもの非行を防ぐには、非行の兆しを見せた子どもを素直に成長させるには、抽象の視点が大事です。それは非行相談でも例外ではないんです。

 


 

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