非行に走る子どもは、いつからどのようにしてそうなるのですか?
非行の兆しは、早い子どもでだいたい5歳前後から現れます。
ハードルの低いことから始まります。粗暴な行動、家庭内での金品持ち出しなどです。その後に徐々にハードルが高いことをしだします。深夜徘徊、火遊びなどです。それから万引きなどをやり、さらにハードルが高いオートバイ盗などをする子どももいます。年齢があがるにつれ、やることも大層なことをやるようになります。
非行の兆しを見せた子どもに、保護因子があれば立ち直りますが、危険因子が多ければ、行き着く先は犯罪者です。
保護因子は、大人との暖かく支持的な関係、学校への前向きな取り組み、遵法的な活動に取り組む友達、高いIQ、等です。
危険因子は、学業不振、反社会的な仲間、低い経済的地位、家庭崩壊、身体的特徴、虐待、厳格な・ゆるい・一貫しないしつけ、性別(男)、等です。
非行のピークは中学生で、非行少年の数がもっとも多く、生意気な性格になる時期です。論理的な考えができず、精神的に不安定で、悪者に憧れのを持ちます。やってダメなことを説明しても「気に入る・気に入らない」で物事を判断します。悪者に憧れを持っているため、生意気に格好つけることが多くなります。
非行に走る子どもは、やはり複雑な家庭環境であることが多いです。親の離婚や育児放棄、親が反社会的である等。
私が話しをしたことがある中学生は、小学校入学前から、腹違いの兄の影響で、金品持ち出し、万引きをしてたそうです。小学校3年でさい銭盗、火遊び、中学校でオートバイ盗だそうです。
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