小学生の子どもが万引きしたら、親としてどう対応しますか?(1)
商店やスーパーなど、店から「万引きした」という連絡を受けたら、選択肢は色々あります。
まず商品を盗んだお店へですが、基本的には、子どもとお店へ行って謝罪と被害金額を支払うべきです。ルールがあるわけではありませんが、「悪いことをしたら謝罪」という道徳的な意味でです。
ですが、規模が大きい大手のお店と、個人経営の小さいお店では事情も違ってきます。規模が大きいお店ですと、細かいことに対応してくれない可能性があります。働いている人の人数が多いのです。謝罪に行っても「責任者を呼んできます。」となり、だけどその責任者がいないかもしれません。忙しくて対応できないかもしれません。「また今度・・」となるかもしれません。
規模が大きいお店は万引きも多いので、一つ一つの犯罪に関心を持って対応していない傾向にあります。となれば、親だけ謝罪に行くことも案です。子どもに身を持って教える意味で、子どもと一緒にお店に謝罪に行くのが筋なのかもしれませんが、お店の人が望ましい対応をしてくれるとも限らないからです。
次に警察ですが、店側が「まだ警察に連絡していない」のであれば、自分からは行かなくてはいいでしょう。警察は、店や小学生の子どもから「万引きをした」という事実を聞いたからといって、事情を話しに積極的に行くところではありません。自ら行かなくていいということです。
小学生の万引きは大きい事件ではありません。一過性のものである可能性が十分にあります。14歳以下ですので、犯罪ですらありません。もし「制服を着た警察官に叱ってもらう」という考えなら効果はあるのかもしれませんが、警察官も忙しいですし、対応がうまい警察官とそうでない警察官がいますので、期待しない方がいいでしょう。
「お店が警察へ通報する」というのであれば、それはそれで従いましょう。おそらく事件として扱わないでしょう。名前などを聞かれるだけです。警察に名前を聞かれることに、大したデメリットはありません。正直に答えましょう。
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