子どもが非行に走るのを防ぐために覚えておきたい価値観とは何か
非行と言っても色々あって、一時的なものから長期的なものまであります。
一時的なものとは、「普段静かな子どもが万引きしてしまう」ような非行です。一回万引きしたからと言って、すぐに非行に走ってしまうわけではありません。一回の万引きだけで終わることもあり得ますし、もちろんそれ以降も繰り返されるかもしれません。
長期的なものとは、「友人たちとよく悪い遊びをしにいく」ような非行です。これは価値観がよくない方向に行っているので、注意が必要です。よくない方向とは男性的価値観のことです。
友人たちとよく悪い遊びをしに行くのは、男性的価値観に侵されている状態と言えるでしょう。
男性的価値観とは、悪いことや、強さや、地位などにステータスを感じる価値観です。犯罪などの悪いことができる自分に格好よさを感じたり。怒ったりして相手をコントロールできることに格好良さを感じたり。純粋に、腕力的な強さに格好良さを感じたり、です。
このような男性的価値観に侵されないようにするには、子どもの頃から身の回りに男性的価値観を置かないことが大切です。チンピラ風キャラの有名人を格好いいことの様に放送するテレビを見ていては、男性的価値観がすり込まれるでしょう。
周りの大人が、エアロでカスタマイズされた威圧的な車に乗り、自己中心的な運転をしていては、子どもは男性的価値観をすり込まれるでしょう。
非行を防ぐため、子どもを男性的価値観から侵されない様にするには、環境に注意することが必要です。周りの大人が、寛容的に、おおらかに、多角的に生活し、男性的価値観から遠くに身を置かなくてはなりません。
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