非行を防ぎ、素直な子どもへ

非行少年とは、どんな感じなのか。

非行少年の、何がダメなのか。

それがわかれば、「子どもたちを非行少年にさせてはならない。」、「子どもたちを非行に走らせてはならない。」ことがわかると思います。少しでも、非行少年の姿、実情を伝えられればと思います。

非行少年も、小学校高学年、中学生、高校生と色々います。個人差があるので、ハッキリとした線引きがあるわけではありませんが、小中高に分けた場合、私は中学生が、一番タチが悪いと感じます。

小学校高学年は、大人に対する恐れがまだあります。大人から怒られる事に対して、恐怖を感じているようです。少しでも怒るそぶりを見せれば、引く事や静かになることが多いように感じます。

高校生は、だいぶ倫理観が備わってきている印象です。筋道が通った事を話そうとします。こちらが筋道が通った話をすると、納得もします。年齢の上下関係等の社会常識も付いてきてます。ただ、良くも悪くも腕力はあります。

中学生はタチが悪いです。かなり生意気です。大人に対する恐怖心も薄れてきて、大人と対等に話をしようとします。気に入らない事に対する表現もストレートです。ワルに対する憧れも相当あります。変なところに知恵がついており、嘘をつくのがうまいです。話の初めから嘘をつきます。嘘から話に入る感じです。たとえ、私たちが嘘に気づいて指摘しても、嘘を最後まで突き通せば、話が終わると思っています。体力があるのはあまりいません。見た目は子どもで背も小さく、体の線も細いのに、いっぱしの口をきくので、そのギャップに私はよく戸惑います。

このように非行少年は、中学生が一番タチが悪いです。少しでも非行少年の姿をイメージできたでしょうか？