未来における人と車の関係とは(その1)
子どもの非行と車
非行や犯罪と「車」は、無関係ではありません。
いわゆる「いい車」が子どもたちに間違ったメッセージを与え、子どもたちに変な価値観を植えつけます。その価値観に沿って安易な手段でステータスを得ようとするものが、非行になるのです。
チンピラや不良などが「いい車」を所有したがるのがいい例です。威圧的で高価そうな車を持つことがステータスという間違ったメッセージを、安易な手段で実現しようとするものが、非行なのです。
いい車の現状
ほとんどの車が、グレードが高くなると外見が威圧的になります。「いい車とは威圧的だ」とでも言っているかのようです。
そして、その分だけ横暴な運転も増えます。子どもを学校に通わせていますが、子どもを学校に通わせるようになって初めて、車が歩行者にとってどんなに危険な存在か意識するようになりました。
例えば道路には決められた速度がありますが、最低限、あの速度は守らないとダメですね。40キロ道路でも30キロ道路でも、決められた速度異常に早いスピードで走行することが当たり前になってしまっています。決められた速度以下での走行は、最低限です。
威圧的な外見の車の運転手は大抵、横柄な運転をします。男性の8割は「自分は周りと比べて運転が上手い」と思っているらしいですが、その中でも威圧的な外見の車は特に運転も威圧的です。
威圧的で速く走れそうな外見にしておいて、運転だけはスローなんてありえません。威圧的な外見の車は、運転も横柄です。
というわけで、現状を踏まえての未来の車の話です。
(続く)
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