非行を防ぎ、素直な子どもへ

・　非行に走る子どもの特徴って何なの？

・　子どもが非行に走るのには、どんな理由があるの？

・　非行に走る子どもには、どんな共通点があるの？

 

 

非行に走る子どもには特徴があります。特徴は一つです。この特徴のどこを切り口にするか、どんな言い方にするか、どっちの方向から見るか、によって多くの表現方法が出てくるし、色々な理由があるように思えるのです。ですが、その根幹にあるものは一つと言っていいでしょう。

 

 

私ならこの切り口でこう言います。「自己中」です。これを他の切り口、他の言い方で言うと

 

 

・　深く考えられていない

・　具体にとらわれている

・　相手の身になって考えられない

・　柔軟に対応できない

・　頭が固い

・　視野が狭い

・　見えにくい抽象的な部分を見られていない

・　想像力がない

・　考えが浅い

 

 

ということになります。

 

 

どういう理由で、その子どもが自己中になったのかは、誰にも分かりませんし、それを追求することに意味はないでしょう。ですから、考えるべきは「これからどうするか」です。「どうすれば深く考えられるようになるのか」です。

 

 

それは、その周りの自己中にならないようにすることです。子どもの周りの人間が自己中でなければ、その子どもも自己中で無くなるでしょう。子どもは周りの大人の影響を受けて成長するものです。子どもに限ったことではありませんが、周りの人間の考えが影響するものです。

 

 

ですから更生したい子どもが自分の子どもだったり、例え自分の子どもでなくとも接する機会が多いのであれば、それは更生させるチャンスということになります。なぜならあなたの考えが深くなれば、子どもの考えも深くなる可能性があるのですから。

 

 

自己中でなくなるには、「間違っているのは自分かもしれない」と思うことです。自分とは違う価値観の人間が現れった際に、子どもが常識外の行動をした際に、子どもが「当たり前の事ができない」と思った際に、です。「間違っているのは自分かもしれない」と考えて初めて、「じゃあ他の考えはどうなのか」と想像が広がります。「じゃあどうしたら良いのか」と深く考えるようになります。

 

 

・　自分の常識を疑う事

・　相手を尊重する事

・　枠をはめたり、型にはまったり、線を引っ張ったり、またはそれらにとらわれない事

 

 

それが子どもの非行を更生する方法になります。逆に言えば、子どもの非行とは

 

 

・　自分の常識にとらわれる事

・　自己中

・　枠をはめられ、型にはまり、線を引っ張り、またはそこから抜けられない事

 

 

とも言えます。非行に走る子どもの特徴は、自己中です。それを更生するには、周りの大人が「間違っているのは自分かもしれない」と考えることです。

 

---

 

「素直さ」を考えるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。

 

自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。

 

 

 

下記お問い合わせフォームで「相談希望」である旨をお知らせ下さい。

[contact-form-7 id=”2700″ title=”お問い合わせ”]

---

 

プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

[contact-form-7 id=”4057″ title=”小冊子ダウンロード”]