非行に走る子どもを更生させるには
「非行に走る子どもを更生させる方法はあるのか」
「非行に走る子どもは、どうすれば更生するのか」
「子どもが非行に走るのを防ぐ、更生のやり方にはどんなものがあるのか」
非行に走る子どもを更生させるには、考え方を変えることです。もしかしたら小手先のテクニックを変えることに意識がいきがちなのかもしれませんが、表面が変わっても根本が変わらなければあまり意味がないでしょう。表面とは、代表的なもので言えば話し方だったり、問答の仕方だったり、です。
「ああ言われたらこう言う」とか「こういう言い方のほうがいい」とか、このような具体的なものは大抵、表面的です。根本とか本質といわれるものは、私は考え方だと思います。どのように身の回りの出来事を見たらいいのか。もっと考えを深めること、もっと深く考えること、追求することです。
余談ですが、考え方を変えるというのは、ミニマリストを目指す私の価値観とフィットするんです。考え方って、つまりは頭の中で完結することなんで、何の道具もいらないし、時間とか場所の制約があるわけでもありませんし。ミニマリスト向けのものなんです。
非行に走る子どもを更生せるための考え方は、「分かりやすいもの」と「分かりにくいもの」を意識することです。「近くにある分かりやすいもの」と「遠くにある分かりにくいもの」とも言えます。
私たちは生活する中で、分かりやすいものに流されがちです。テレビ番組も年々、内容がなくなって勢いだけで運営されている感がありますが、あれも分かりやすいものを視聴者が求めるが故にではないでしょうか。
同じように、分かりやすいものに流されるのは人間関係も同様です。違う価値観の人間が目の前に現れた際に、よく「なんて常識がないんだ」とか「このくらいできて当たり前でしょ」と思ったりします。ですが、分かりやすい自分の価値観を離れて、分かりにくい相手の価値観にも意識を向けてください。きっと相手には相手なりの理由があって、前提があって、過去があって、それらが積み重なってのものなのです。
分かりにくい相手の価値観にも意識を広げることが、相手の身になって考えることだし、優しさでもあるんです。
分かりやすいものを見たときに、分かりやすいものに流されそうになったときに、分かりやすいものがあった際に、分かりやすさを疑うんです。「常識だろ」「当然だろ」「当たり前だろ」と思った際に、「間違っているののは自分かもしれない」と考えるんです。
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プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。
頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。
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