補導の対象とは、どんな子どもなのか
補導の対象は、不良行為をしている子どもたちです。不良行為というのは決まっています。不良行為に該当する悪さをしている子どもしか、警察は補導しません。不良行為は「犯罪にはならないけれど、そのまま放置するのも良くない」行為です。
警察が注意し、家族へ連絡します。「ご家庭でも指導をお願いします。」と言ったものです。
基本的に学校へは連絡しません。「子どもが反抗的で反省していない」「保護者と連絡がつかない」などの理由がある時は、連絡すると思います。
日常生活に支障はないでしょう。後日に警察から呼び出しの連絡があることもありません。
補導されたことを機会に生活や行動を改めることができれば、それでいいのだと思います。
補導されるのは、主に「深夜はいかい」と「喫煙」です。これは、補導する側の警察にとってわかりやすいからです。
警察への世間の目も厳しくなっているので、理由もないのに警察が勝手に子どもを補導することもなくなっているはずです。意味もない補導なんてのはないでしょう。何かしらの理由があって補導されるはずです。
(1)飲酒
飲酒は20歳になってからです。持っていたお酒は任意に廃棄するよう、警察官から言われます。
(2)喫煙
喫煙も20歳になってからです。持っていたタバコは任意に廃棄するよう、警察官から言われます。
(3)薬物乱用
シンナーや睡眠剤など、心身に有害な影響を与える薬物を乱用し、または乱用する目的で所持することです。
(4)粗暴行為
暴行、傷害、器物損壊の非行に発展しそうな行為です。
(5)刃物所持等
武器になりそうなものを持ち歩いていることです。
(6)金品不正要求
相手が嫌だと思っているのに金品を要求することです。
(7)金品持ち出し
保護者などの金品を無断で持ち出すことです。
(8)性的いたずら
相手が性的な不安が生じるような行為や言動などです。
(9)暴走行為
危険な運転、迷惑な運転。
(10)家出
「寝床を提供する見返りに・・」ということで社会問題になっています。
(11)無断外泊
保護者に断りなく外泊することです。いずれ帰る意思があることが家出との違いです。
(12)深夜はいかい
コンビニや公園で深夜に遊んでいたり、たむろしたりする事です。各県の条例にもよりますが、だいたい午後11時から翌日4時までの間に18歳未満の少年がはウロウロしている場合が対象です。
(13)怠学
学校に行かなかったり、遅刻、早退のことです。学校がある時間にカップルで公園を歩いているのをときどき見かけます。
(14)不健全性的行為
お互いの年齢や行為の内容などの状況を見て、少年の健全育成上問題がある場合に補導対象です。
(15)不良交友
少年の健全育成上支障がある人との付き合いです。
(16)不健全娯楽
ギャンブル、風俗、ゲームセンター(16歳未満は午後6時まで、18歳未満は午後10時まで)などで遊んでいる少年が対象です。
(17)その他
これら16個の行為に該当しなくても、自己または他人の徳性を害するような行為です。
イライラは良くないし、できればイライラしないで生活したい。感情的になりがちな性格をコントロールして、楽しく笑いながら生活するためのヒントを載せた本です。
電子書籍でも買えますし、紙の本(プリント・オン・デマンド)も選べます。
タイトルは、「人に優しくなれる発想法」。想定されると読者は、主に子ども相手にイライラしてしまうお父さんお母さんですが、仕事やプライベートでのイライラする人間関係が気になっている方にも読んで欲しい内容となっています。
「素直さ」を考えるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。
自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。
心よりお待ちしております。
[contact-form-7 id=”10255″ title=”セミナー申込みフォーム”]
30分の無料相談を承っています。子ども、非行、犯罪、警察対応、などのキーワードで気になりましたらご利用ください。基本はウェブ会議アプリを使ってのオンラインですが、電話や面談も対応できます。
モヤモヤ状態のあなたが、イキイキとする無料相談です。次の一歩を踏み出すために、お気軽にお問い合わせください。
下記お問い合わせフォームで「相談希望」である旨をお知らせ下さい。
[contact-form-7 id=”2700″ title=”お問い合わせ”]
ようやくできました。「妄想スナイパー理論」です。タイトルとしては、「インパクトがある方が人目につくかな」と思って、こんなタイトルにしていますが、中身は「犯罪と非行をなくして、思いやりを育む方法」になります。
思いやりってけっこう、掴みどころのないものだと思うんですよ。昔から「思いやりを持ちなさい」とか「思いやりが大事です」なんて周りから言われることは多いと思いますが、「それって何なの?」と聞かれた場合や、「それってどういうこと?」と深く知ろうとした場合、それと「どうやって持つことができるの?」となった場合に、うまく答えられないと思うんです。
そこで、一つの具体案として、「スナイパーのようなものだと」というのを示したいと思います。スナイパーとは、遠くから銃で相手を狙う、狙撃です。思いやりとは、スナイパーのようなものなのです。もちろん、思いやりっていうのは頭の中のことなので、実際に銃なり狙撃なりはしませんが、遠くから狙うすスナイパーと思いやりっていうのは、似ています。
スナイパーと思いやりはどうして似ているのか。スナイパーと思いやりの間の共通点とは何なのか。スナイパーと思いやが似ているのだとしたら、思いやりを育むにはどうすればいいのか。そんなことを、この小冊子には載せてみました。35,222文字です。目次はこちらで公開しています。
下のフォームにてお名前とメールアドレスを入力のうえ、無料でダウンロードできますので、ぜひ読んで頂ければと思います。
[contact-form-7 id=”4057″ title=”小冊子ダウンロード”]
関連する投稿
- 補導された=非行ですか?
- 未成年の補導は何回までされるのか
- コロナウィルスで学校が休校中に補導はあり得るの?
- コロナウィルスの補導対象って土日に遊びに行くのも含まれるんですか?
- 補導・職質・取り調べ・声掛け。違いは何か、どこが違うのか、どう見分けるのか
現在の記事: 補導の対象とは、どんな子どもなのか