どうして家族のアドバイスにはリアリティがあるのか

2016.09.22 (木)

例えば洋服を買いに行った時、デパートのショップの店員さんの言葉って表面的で薄っぺらいですよね。「似合いますよ」とか「ぴったりですよ」っていう言葉に「ホントかな」なんて違和感を感じた事は多々あるはずです。

 

それに対して家族が言ってくれるアドバイスは、とても現実味があります。例えば同じように洋服を買いに行った際、家族を連れて行けば、非常にリアリティのあるアドバイスをもらえます。

 

私も先日、冬用の上着を買いに行った際に妻のアドバイスを参考に上着を買いました。

「これはねぇ、似合わない。おっさんくさくなっちゃうよ。」

「ベージュとか薄い色はだめ。ほら、やっぱり紺色がいいよ。どこか見慣れてる。」

 

同じようにアドバイスをもらったり感想を言ってもらっても、表面的でウソくさく聞こえたり、逆に現実味を感じてとても参考になったり。

 

この違いが何なのかというと、「本音」で言えているかどうかだと思うのです。

 

もちろん他人である店員さんよりも、家族の方が適切なアドバイスが言えます。ライフスタイルや価値観を知っているからです。

 

ですがそれ以上に、遠慮やちゅうちょなく言えている事が、家族のアドバイスにリアリティや重みを感じる原因だと思うのです。

 

私は人一倍自由を求める性格にもかかわらず、人一倍本音と建前が試される組織で仕事をしてきました。ですので、いかに本音を言えない事が不利な立場か。相手を説得させるのに、いかに本音が重要か。誰よりも知っています。

 

相手の心に刺さるアドバイスとは、本音であることが前提です。その上でいかに伝えるかだと思うのです。

 

 


 

ご質問・ご感想など

お問い合わせはこちらから

千葉とうしろうって誰?子の声傾聴会って何?

プロフィール・会社概要はこちら

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: どうして家族のアドバイスにはリアリティがあるのか

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

contact@konokoe.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP