子どもが非行に走る家庭環境は、放任なのか干渉なのか

2017.02.21 (火)

「放任では非行に走る」というのを、頭に置いていていただければと思います。

 

子育ては「放任か干渉か」で悩む時が多くあります。

 

例えば子どもに勉強をして欲しい場合。親としては勉強をしてほいので「勉強しなさい」とうるさく言って干渉したいところです。ですけど「干渉しすぎるのもよくないのかな」と思い、「勉強はしないの?」とトーンを下げたり。あるいは勉強して欲しい本音を抑えて何も言わずに放任したりします。

 

例えば子どもが友達関係で悩んでいる場合。親としては子どもが心配なので、「どうしたの?何があったの?誰と?」としつこく聞きたいところです。ですけど、「干渉しすぎるのも子どものためにならない。答えは自分自身で見つけてもらわねば」と思い、「俺も子どもの時、こんなことがあって・・」なんて自分の例を出したり。あるいは外に連れて行って気分転換をさせたり。あるいは何かしてやりたい本音を抑えて、何も関わらずに放任したりします。

 

「言った方がいいのか、言わない方がいいのか」「してやった方がいいのか、してやらない方がいいのか」など、「どこまで干渉したらいいのか」と悩むことが子育てでは多いと思います。

 

監視下に置いてコントロールしたい本心もあり、「独立」という子育ての本筋から言えば任せねばと思い部分もあり。難しいところです。

 

ネットの記事には、自主性(?)を尊重するために、「子育ては放任の方がいい」という声もあるようです。

 

ですが、子どもを非行に走らせないためには、干渉は必要です。「何もかも管理下に置くべき」というのではなく、「放任がダメだ」という意味です。子どもにとって「うざい」と思われるほどの干渉も必要悪なのだと思います。不良少年や非行少年の保護者と言われる人たちは多くが放任です。子どもの行動をさっぱり把握していません。

 

「あなたの子どもがこういう悪いことをしていたんですよ」と伝えても、あまり関心がなかったりです。保護者が子どもの行動を把握していないことによって起こった非行も多々あったはずです。

 

「どこまで干渉したら・・」「これは過保護か・・」と判断が難しい時もありますが、「放任では非行に走る」というのを頭の隅に置いていていただければと思います。

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