子どもが非行に走るのを防ぐ2つの資質とは

2017.03.19 (日)

子どもが非行に走るのを防ぐには、倫理観とリーダーシップが必要です。

 

 

まず倫理観です。物を盗んだり、嘘をついたり、暴力を振るったり、クラスメイトをいじめたり、に対する抵抗感です。「人として悪い事をしてはいけない」という基本的な精神です。まずはこの倫理観を育まなければなりません。

 

 

ですが倫理観だけではまだ不十分です。1人で倫理観だけ持っていても、社会の中では自分を保てません。大勢の多彩な人間と接していかなければならないこの社会では、他人との関係性も重要なのです。

 

 

倫理観の他に、リーダーシップか必要です。子どもがタチの悪いクラスメイトの影響を受けない様にするには、リーダーシップが必要なのです。

 

 

いわゆる他人との関係性なのでコミュニケーション能力なのですが、コミュニケーション能力というよりもリーダーシップという方が的を射ていると思います。見て見ぬふりをしたり、行動すべき時にできなかったり、言うべき時に言えなかったりではなく、積極的に発信できる能力です。クラスの雰囲気が間違った方向に流れている時に、流れを断ち切れる能力です。

 

 

倫理観は、内に秘めているだけではまだ足りません。周りに影響を与えてこその価値なのです。

 

 

たとえ万引きはするべきでは無いとの倫理観を持っていても、周りに流されてしまっては意味がありません。そんな時に、万引きをしない方向に周りをグイと引っ張っていけるリーダーシップがなければなりません。

 

 

子どもを非行に走るのを防ぐには、倫理観だけではまだ足りません。倫理観を生かすためのリーダーシップが必要なのです。

 

 

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