小学生の子どもの、お金の持ち出しを防ぐために
2015.08.13 (木)
小学校低学年は自身の成長や、周囲の環境の変化で、非行の兆しが現れやすい時期です。不良行為として、家族の財布からお金を抜く行為(金品持出し)がありますが、これはハードルも低く非行の兆しとしてとらえられます。
テーブルなどの上に、無造作に財布や小銭を置いて子どもに取られてしまう事には、二つの意味があります。一つ目は、お金を大切にする意識が低いということ。二つ目は、防犯意識が低いこと。
まず、財布には、お金に対する意識が現れます。お金を大切にする気持ちがあれば、自然と財布もそれに見合い、綺麗に使うようになります。お金は人生で二番目に大切なものであり、ぞんざいに扱うものではありません。子どもがいるのでしたら、その保護者には教育資金の確保という大事な任務があります。お金は汚いものではなく、積極的に大切に扱うべきです。お金を大切にするという意味でも、財布はしっかりと管理するべきです。
次に、防犯意識が低いという意味です。取ったのが子どもだからまだ良いものの、これでは泥棒が侵入して財布を盗めてしまいます。やはり子どもがいる家庭には教育資金の確保という任務があるので、お金を泥棒に盗まれるような管理をしてはいけません。泥棒というのは、私たちのごく身近にいます。犯罪被害の出来事を、普段はニュースで他人事として見ていても、急に当事者(被害者)になってしまいます。
お金を大切にする意識と防犯意識を持ち、財布をしっかりと管理しましょう。
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