子どもの非行を防ぐために一番大切な事とは

2019.02.18 (月)

子どもの非行を防ぐために一番大切なもの。それは、こだわらないって事だと思います。こだわらない。

 

 

別の言い方で言うと、「一つの価値にとらわれない」とか、「縛られない」って言えると思います。またさらに別の言い方で言うと、「相手を受け入れられる」とか、「人間の価値観は人それぞれである事を理解している」とか、「未来がどうなるかは分からない事を理解している」とか、「物事にはメリットとデメリットがある事を理解している」とか。さらにさらにそれって言うのは、「客観的な見方ができる」って事ですし、「物事を抽象的に見ることができる」って事ですし。それが「優しさ」であり、「寛容さ」であり、「広い視野」なのだと思います。

 

 

子どもの非行を防ぐにはどうしたらいいのか。「これ」っていう特効薬はないんですよ。飲めばすぐに聞くような魔法の薬なんてのはありません。あったら世の中から犯罪や非行は無くなっているでしょう。だから、非行に効く薬っていうのはまだ発明されていません。見つかっていません。探している最中です。

 

 

でもおそらく、この先見つかることもないんだと思います。それだけ人の人生っていうのは色々な方面から多種多様な影響を受けるんです。変数が多すぎるんです。その上、東京だけでも人口は1000万人以上です。多種多様な分かれ道を歩いてきた人間の、こんなにも多くの人間に共通の処方薬。みんなに共通して効果がある薬。そのようなものはないですし、開発もされないでしょう。

 

 

だけど、間接的になら効果がある方法を知っています。子どもが非行に走らなくする方法を、私は知っています。それは、周りの大人が影響を与えることです。大人でなくとも、同じ子どもでもいいかもしれません。

 

 

例えば本が好きな人たちの中にいて生活していれば、本に接する機会が多くなり、本に対して興味を持つ確率が高くなるでしょう。生活の中に本と接する機会が組み込まれているので、視界に本が入ります。本に興味を持つかもしれないチャンスを多く得る事になります。

 

 

他にも野球好きな人たちに囲まれている子どもは、野球好きな人たちに囲まれていない子どもよりも、野球好きになる確率が高くなります。野球に接する機会が増えるので、野球の魅力を伝えやすい、興味をかき立てられやすい環境にあるんです。

 

 

同じように、子供に非行に走って欲しくないのであれば、非行とは真逆の人間性を持った人たちに囲まれて生活するのがいいでしょう。で、その非行とは真逆の人間性っていうのが、優しさとか寛容さって事何です。

 

 

非行少年や犯罪者っていうのは自己中の塊です。自分の価値観しか見えず、相手の身になって考えることができないんです。自分にとって都合がいい一つの価値観に囚われてしまって、客観的な目や相手の立場に立った考えができません。視野が狭く、自分の事しか考えられないんです。

 

 

非行に走らないとは、これらとは真逆の人間性です。それが冒頭で書いた、「一つの価値にとらわれない」とか「縛られない」って事ですし、「優しさ」であり「寛容さ」であり「広い視野」なんです。

 


 

「素直さ」を考えるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。

 

自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。

 

心よりお待ちしております。

[contact-form-7 id=”10255″ title=”セミナー申込みフォーム”]


 

30分の無料相談を承っています。子ども、非行、犯罪、警察対応、などのキーワードで気になりましたらご利用ください。基本はウェブ会議アプリを使ってのオンラインですが、電話や面談も対応できます。

 

モヤモヤ状態のあなたが、イキイキとする無料相談です。次の一歩を踏み出すために、お気軽にお問い合わせください。

 

下記お問い合わせフォームで「相談希望」である旨をお知らせ下さい。

[contact-form-7 id=”2700″ title=”お問い合わせ”]


 

プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

[contact-form-7 id=”4057″ title=”小冊子ダウンロード”]

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 子どもの非行を防ぐために一番大切な事とは

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

contact@konokoe.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP