子どもの非行を防ぐための心得

2019.02.19 (火)

子どもの非行を防ぐのに必要なのは寛容さです。相手を許すこという事。相手の身になって考えることができるとか、自分を客観視できることが必要です。寛容さを持った人間が周りにいると、その中にいる子どもにも寛容さっていうのは伝わるでしょう。

 

 

非行少年や犯罪者っていうのは自己中ですから、それとは真逆の寛容さは、子どもを非行から遠ざける人間性です。

 

 

で、よく情報に振り回される人っていると思うんですけど、この手のタイプの人は自己中です。思い込みが激しいタイプ。キャッチーで分かりやすい、具体性のある情報に振り回されて、客観的な目線が無くなっているタイプの人です。

 

 

こういう人って、囚われやすいんです。だから、初めに自分の中に入ってきた一つの価値観しか見られなくなります。初めに入ってきた価値観から抜け出せなくなる。視野が狭くなるんです。

 

 

例えば、インターネットニュースとかツイッターで出回っている情報とか、浅い記事を読んですぐに感情的になるのは、思い込みが激しいタイプです。寛容さとは正反対の気質なので、「子どもの非行」っていう観点から見ると、気をつけたほうがいいです。

 

 

慎重になったほうがいいです。自分の気持ちを捉えやすい具体に囚われないで、もっと分かりにくい抽象を探すべきでしょう。「間違っているのは自分の方ではないか」って思うと、客観の視点への足がかりになります。「疑う」ってことです。

 

 

インターネットニュースもツイッターのニュースも、最近では新聞の記事まで。多くは誘導的です。事実を書いているんじゃなくて、「読者にこんな風に感じて欲しい」「読者にこんな風に思って欲しい」っていう裏が見える記事が多いです。

 

 

だから、そんな記事に影響されて意見を発している人を見ると、「思い込みが激しいんだな」って思います。最近話題になった例で言えば、東京五輪の選手候補の女性に対する「がっかりだ」っていう五輪相の発言に対する記事です。

 

 

この記事って、あからさまに誘導的だったと思うんですよ。「五輪相を叩こう」「五輪相に対する嫌悪感を広げよう」っていう意図が見え見えだったと思うんです。でも、こんな記事に乗っかって五輪相を批判する声がそっちこっちにあったんですよね。

 

 

確か、どこかの新聞でも『前後関係は不明だが、それにしても「がっかり」というとはけしからん!』っていう内容の社説を読みました。『前後関係を無視して、一部だけ切り取って「けしからん!」ってどういうこと?』って思いましたけど。

 

 

だから、飛びつかないことです。あんまり感情的にならないこと、冷静になることが大事です。具体はキャッチーなのですぐに囚われてしまいますが、無意識のうちに作っている壁を想像することが大切です。「思い込んでいるだけなのでは?」って自分を疑うことです。

 

 

飛びつきたくなる記事を見つけたら「本当?」って疑ってみることです。一歩距離を置いて、冷静になって客観的な見方をすれば、わざとキャッチーにしている、記事を作っている人間の意図が見えるはずです。

 

 

裏が取れない薄い情報に、安易に飛びつかないことです。「これって思い込み?」って自分を疑ってみることです。そうすれば、抽象に対する視線が分かると思います。視野が広がるってことです。

 


 

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プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

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