違法駐車は、なぜお正月に通報してはいけないのか

2018.01.02 (火)

お正月は一年のお家でいっときだけ、街の風景が変わります。門松が立っていたり、テレビ番組が特番だったり、空気も澄んで爽やかに感じますし。街を歩いても家の中にいても、「お正月感」は押し寄せてきます。

 

 

今回は、このお正月感にちなんで違法駐車についてお話しします。違法駐車は、お正月に多いものです。普段、休みを取れないような社会人が一斉に休みを取って帰省するためです。実家の前の道路は、普段は見慣れない車でいっぱいです。実家が住宅街にあるのであれば、住宅街の道路は帰省した人たちの車であふれかえっているでしょう。

 

 

ですが、違法駐車をお正月に通報してはいけません。いっときだけのことなので、すぐに終わるからです。違法駐車が多いのはお正月だけです。お正月も終わりになれば、休みを取っていた社会人たちは一斉に出勤日になります。違法駐車している車に乗って、実家を後にするのです。

 

 

実家の親はみんな、息子や娘が車で帰省するのを楽しみにしているのです。駐車場所が悪いからと警察に通報していては、せっかくの一家団欒をぶち壊してしまうでしょう。

 

 

それに、違法駐車は切りが無いのです。本来、車は道路に止めてはいけないものです。ですが、現実的には、多くの車が違法に道路に駐車されています。これらの車を一台一台取り締まっていては、膨大な台数が取締されてしまうでしょう。今の違法駐車が放置されている状況は、法律の理想と現実の間をとった具合なのです。

 

 

この様に、違法駐車はただでさえ膨大な量で一台一台処理していけるものではありません。せめてお正月の帰省の時期くらいは大目に見てあげてください。

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