子どもに、いじめられても折れない心を持たせるには
得意技を持たせる事です。何か一つでも得意なことがあると、随分と気分は楽になるはずです。私も小学校の時にいじめられた記憶がありますが、私は足が速かったので、自己を保つことができました。
私がいじめられたのは、小学校5年の時です。教室から先生がいなくなると、私をいじることが始まるので、先生が教室からいなくなる時間が怖くて仕方がありませんでした。先生がいなくなると、仲間はずれ、陰口悪口、いたずらが始まります。
昼休みの遊ぶ時間に自分だけ除け者にされたり、先生がいない教室の中で大きな声で悪口を言われたり、持ち物に落書きされたり。自分でもよく耐えられたと思います。先生にも言えず、家族にも言えず。
だけど私は足が速かったので、「足の速さでなら見返せる」というのがより所でした。何か一つで優っているものがあると、ポキンと折れそうな心を守ることができます。それを頼りに自分を奮い立たせることができます。「それを頼りに命をつなぎとめられる」とも言えます。
実際にそこまで優れているものでなくてもいいのだと思います。「おそらくクラスで一番」程度のものでいいのでしょう。「○○の名前を多く覚えている」「○○に行ったことがある」程度のことでいいのだと思います。
家族の立場で言えば、何が得意なのかを意識させることです。「お前は○○が得意じゃないか」「○○なら誰にも負けないじゃないか」などの言葉が、子どもが得意技を見つけるためのサポートになります。
子どもに、いじめられても折れない心を持たせるには、得意技を持たせることです。家族としてもサポートしたいところです。
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