非行の原因・いじめは誰に相談すべきか
学校でのいじめの相談は、まずは先生に相談すべきです。それは、学校やクラスを一番よく知っているのが先生だからです。現場である学校やクラスを一番見ている・知っているという点で、先生の右に出るものはいません。
確かに昨今、ニュースなどで公務員の不祥事が問いただされており、学校の先生に対する信頼が揺らいでいます。ですがいじめの現場に一番近いのは、学校やクラスで毎日教鞭をとっている先生を置いて他にいないのです。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!」という言葉もある様に、物事が発生した際、現場にいた者といなかった者では、知識にズレがあります。
事件でも、時を置かずして発生現場に駆けつけた警察官と、後で事件の報告を聞いただけの警察官とでは、その事件に対する知識が全く違ってきます。
報告を聞いただけの警察官では、結局その事件の事はわからないのです。
警察官どうしでも、現場に行った警察官と行かなかった警察官とでは、その事件に対する知識に差があります。ましてや、現場を知っている警察官と市民では、知識に雲泥の差の差があるでしょう。おそらく警察官がいくら説明しても、現場の空気は、警察官以外の市民には想像もできないはずです。
いじめも同様です。いくら私たちがいじめを想像して「こうだったのではないか。ああだったのではないか。」と問うたところで、結局は現場を知らないのです。いじめがあった学校やクラスの空気や雰囲気は、理解しようもないのです。
毎日学校に行って、児童と話し、教室で過ごし、現場の雰囲気を知っているのは先生しかいません。
餅は餅屋、事件は警察官。学校での出来事は先生なのです。
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