非行の原因「いじめ」から子どもを守る方法

2016.02.20 (土)

いじめから子どもを守る方法として、「学校の友人以外の友人を作ること」をお勧めします。

 

子どもにとって、学校で過ごす時間は、自宅での時間を除けば一番長く、学校での生活は子どもにとってメインの生活になります。毎日毎日学校にいくので、子どもにとっては学校がすべてであり、学校の人間関係が、一番濃密な人間関係を作る場所になります。

 

しかし、学校の友人と遊んで、学校の友人と勉強して、学校の友人と運動して、学校の友人と給食を食べて・・などと、同じ人間とばかり生活していては、人間関係が煮詰まってしまいます。

 

毎日一緒に生活するので、相手の良いところが見えると同時に、嫌なところも見えてきます。新鮮味がなくなり、徐々に子どもたちどうし、人付き合いに遠慮がなくなります。

 

その中で、「あいつは俺より下」とか「俺の方が上」という排他的な感情が出てくるのです。いじめられた方には相手に対する苦手意識ができますし、いじる方には相手に対する優越感ができます。一旦序列がついてしまうと、子どもにとって、なかなかくつがえせるものではありません。

 

だから子どもに、学校以外のコミュニティーで人間関係を持たせるのです。「学校以外にも友人を作る」とも言えます。

 

そうすれば、例え学校でいじめられても、そのいじめの小ささに気づくことができます。外から学校を見る目があれば、いじめという自分が直面している問題に対して客観的にみることができ、必要以上に落ち込むことなく生活することができます。

 

学校以外にも友人をつくっておけば、学校でいじめられても他のコミュニティに軸を移すこともできます。例えばスポーツをスポーツクラブという学校以外の友達としていれば、学校に居場所がなくなっても、スポーツクラブの友人を皮切りに人間関係を発展することができます。

 

ぜひ学校以外にも、子どもの居場所をつくって欲しいと思います。

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