子育てで必要な、怒りを抑えるための方法とは
子育てって、怒りを抑えることとの戦いでもあると思います。ついつい語気強く言ってしまう。ついつい言わなくてもいいことを言ってしまう。そんなこと、あると思います。
私は仕事で怒ることって、ほとんどないんです。色々な考えがあって当たり前ですし、前向きにやってうまくいかなくても怒る対象になりません。基本的に、怒って相手を不快にさせることは良くないことだと思うんです。例えそれが仕事を前に進めることになったとしても。
ですが家庭ではそうもいきません。どうしても子どもに接する態度が、仕事のようにドライにいきません。感情が多分に入ってきて、余計な一言、無駄な一言が出てしまいます。
最近、私が成功している怒りを抑える方法をご紹介します。「思い込み」を無理やり変えるのです。怒りが湧いてくるときは、「原因」と「怒り」の間に、「思い込み」が入ります。
例えば夜遅く帰った時に、まだ子どもがDVDを見ていて怒りが湧いてきた時。子どもがDVDを見ていたことが原因で、その結果、怒りが湧いてきます。
その間には、「なんでいつまでも起きているんだろう」「夜遅くまで起きていることの弊害がわかってないんじゃないか」「このままでは夜起きることが常態化してしまうんじゃないか」「言うことを聞かない子になるんじゃないか」などの思い込みがあります。
この思い込みを無理やり変えるのです。「自分の帰りを待っていたのではないか」「自分を主張するいい傾向ではないのか」「夢中になるものを見つけたので、この先伸びるのではないか」
怒りは、自分の思い込みから生まれてきます。「相手はこう思っているに違いない」という思い込みです。これを無理やり都合のいいように変え、怒りを抑えるのです。
今を生きている子どもに、「将来のため」と言って怒ることは、得策ではありません。ですが頭ではわかっていても、ついつい出てきてしまうのが怒りです。上手に付き合いましょう。
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