子どもの非行を防ぐための、抽象的に見ることの二つの意味とは

2019.02.11 (月)

物事を抽象的に見る事には、2つの意味があります。一つは、視野が広がって新しい価値観に出会いやすくなる事。それともう一つは寛容的になれる事です。

 

 

視野が広がって新しい価値観に出会いやすくなるとは、間接的な効果です。例えば子どもが不登校だとして、それまであなたは子供の不登校を直したいと思っていたとします。子どもが学校に通える様になればいい、子どもが学校に通える様になってほしいと考えていたとします。

 

 

新しい価値観に出会えるとは、それまでの価値観が一変するとい事です。例えば、「子どもが学校にいかない、ということは、むしろメリットではないのか」とか「学校に行かないということであれば、無下に時間を取られないということ」「他に何打ち込むべきものが見つかるのか」「自分自身との自問自答の時間か」などです。

 

 

他にも「あんまり子どもの事を気にかけていてもしょうがない」とか「子どもよりも自分の幸せをy優先したほうがいいのではないか」とか。それまで大事にしていたものが逆転するかの様な考えです。

 

 

想定外のことが起きる事を意味するので、物事が好転するかもしれないし、暗転するかもしれないし。だけれど、物事が動くのは確実です。

 

 

それに対して寛容的になれることは、直接的な効果です。寛容的な精神とは、犯罪や非行とは真逆の価値観です。犯罪者や非行少年とは自己中の塊です。視野が狭くなって、自分のことしか考えられていません。想像力が他人まで届かずに自分のところだけにとどまっている状態です。

 

 

自分の価値観しか見えないから、相手の身になって考えることができないでいるのです。自分の価値観ってのは、分かりやすいです。どのくらい分かりやすいかというと、他の人の立場が見えなくなるほどです。だから、自分の価値観にこだわらずにいることが重要です。

 

 

色々な価値観の人間がいて、自分の価値観もその中の人である、メリットは必ずデメリットにもなる。そんな事を分かっていると、物事を抽象的にみる目が養われるのではないでしょうか。客観的にみるという事に似ています。客観的に見るというよりも抽象的に見ると言ったほうが深いので、抽象的に見ると言っていますが、その真は客観的な視点が身につく、という事です。

 

 

それと、思い込みが存在する、というのを分かっていることが大事なんでしょう。「どんな風に思い込んでいるかは分からないけれど、思い込んではいるだろう」という考えです。「想定外が想定内」みたいな感じです。

 

 

だから、自分を疑うっていうことでしょうか。絶えず「間違っているんではないか」という姿勢を崩さないことが、「自分には見えていない世界がある」っていう謙虚さにもつながります。それっていうのは、終わりのない正解を求める精神で、それこそが寛容さだし、新しい価値観に出会いやすい考えです。

 


 

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非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

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