子どもにイライラしてしまう自分を治したい

2019.05.05 (日)

「イライラする自分が嫌だ」と思っていると言うことは、すでに脈ありです。「イライラしない、優しい自分」になるための、大事ない一歩をすでに踏み出している、と言えるでしょう。イライラする自分を治すための一番の関門は何かと言うと、イライラする怒りっぽい自分を自覚しているかどうかです。「自分はイライラする方だ」「自分は怒りっぽい人間だ」という自覚がない状態では、治るものもなお知りません。

 

 

よく周りにいないでしょうか。自分で気づいていない人。行動と言動が伴っていない人は、気づいていない人である可能性が高いです。言動っていうのはすぐに改善できるのに対して、行動はなかなか改善されません。自分を省みない安易な人だと、「口では言っているけれど、自分もそうであることに気づいていない痛い人」であることが多いはずです。

 

 

自分で気づいてさえしまえば、後は治ったも同然です。自分で気づくのが全て、といえるほど、自分で気づくことのウェートは大きいものです。容姿は鏡があれば自分で気づくことができますが、性格は鏡があっても写らないので気付けないんです。性格を映す鏡なんてものがあればいいのですが、残念ながらまだ世の中には出回っていません。性格っていう鏡に写らない、目に見えないものを治すには、自分で自分を客観視するしかない。認識するっていうのは、そのくらいの比重を持っているんです。

 

 

でもそこさえ超えてしまえば、後は流れるのではないでしょうか。水道管の中の詰まっているゴミを取り除くと、後はどんどん水が流れるように、気づくっていうのをクリアすると、後は改善に向けて事態は動き出します。空いている穴は埋めたくなりますし、至らない部分は治したくなります。

 

気づいていない状態では世の中に溢れる改善策のための情報を見えなかったのでしょうが、気づいてさえしまえば、いつの間にかスマホに広告も出るようになります。「イライラを治す方法」「性格を改善する相談」なんて言葉に敏感になります。自分で認識がなければ気づかないでしょうが、認識があれば気づくのが簡単です。

 

無知の無知の領域から、無知の知の領域に入ってくるのです。ソクラテスは「無知の知」という言葉を残しましたが、彼が言いたかったのは「無知の知が悪いのではなく、無知の知にすら至っていない無知の無知が悪い」という意味だったようです。想定外から想定内に入れば、解決に向けた大方はクリアしているのだと思います。

 

 

イライラする自分を治したいと思っているのであれば、その時点ですでにグッジョブなのです。自分で自覚があるのですから。一番の関門は通っているのです。

 


 

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非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

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