自分の子どもが非行に走らないためにはどうしたらよいか(2)
前回の続きです。「威圧的な態度や言動や服装などをやめましょう」という内容でした。確かに自分の周りの人間にそういう人がいたら、態度や言動を改めさせることはできそうです。例えばオラオラ系の父親の態度を改めさせることは、できるかもしれません。
しかし、子どもは自分たちの目の届く範囲だけで生活しているわけではありません。学校に行けば友達と会うし、街に行けば人はたくさんいます。その中に威圧的な態度をしてくる人間がいないとは限りません。その人たちと子どもを関わりなく生活させることは非常に難しく、現実的でありません。
ではどうするか。威圧的な態度の人と接することを、完全に遮断することはできません。私たち親の目に見えないところでの接点は、大目にみるしかありません。
幸い、世の中には「引寄せの法則」というのがあります。「その人の頭で考えていることが現実になる」というものです。例えば「寿司を食いたい」と強く思えば寿司を引き寄せるし、「明日の会議、嫌だなぁ」と思っていれば、翌日の会議は嫌なものになる、というものです。この引寄せの法則に、「善」「悪」は関係ありません。例え考えていることが善であろうと悪であろうと、強く思えば引き寄せるのです。
なので、親の監視の目が届かないところは、「子どもは非行に走らない」「子どもは素直に成長する」と強く願うしかないでしょうし、それが唯一の解決策です。あんまり神経質になることもありません。自分たちの明るい未来を想像すれば、そんな未来を引き寄せるのです。
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