楽しさは抽象的なもの〜自分探しと楽しさについて
自分探しっていうのは、自分が何に対して没頭できるか、何に対して楽しを感じるのか、を探すっていう事だと思います。楽しさっていうのは抽象的なものです。楽しさを感じるもの、没頭できるものがないっていう人は、具体的なものを求めすぎているのではないでしょうか。もっと抽象的なものに目を向けると、楽しさも見つかるはずです。
自分が楽しさを感じる時って、どんな時だと思います? おそらく、自分か動いている時だと思うんです。自分から動いて、主体性を持って物事を進めている時。そんな時に、我々人間っていうのは楽しさを感じるんだと思います。
やらされているものって楽しくないですもんね。なんとなくはまった自分から始めた物事は没頭できるのに、いざそれを誰かから与えられると、長続きしません。没頭なんてなおさらできません。すぐに嫌になってしまいます。
だからまず楽しさの前提として、自分から進んでやるものでなければなりません。人から与えられるもの、人から紹介されるもの、人からお膳立てされるもの、人から用意されたもので、楽しさを感じるものは、まずないんです。
で、人から与えられるものって、具体的なものである事がほとんどなんです。人に勧める方も、抽象的なものは進めませんよね。具体的なものだからこそ、他人を巻き込もうとするんです。具体的にはっきりとした分かりやすいものだからこそ、人に勧める事ができるんです。
だから、具体的なものっていうのは、人から勧められたものである事が多いはずです。人からやってみれば? とか言われたものをそのままトレースしたところで、自分には当てはまらない事が多いんです。なぜなら、それが具体的なものだから。
それを自分なりに合わせなければなりません。考える事が必要なんです。自分がこの具体的なもののどこに楽しさを感じるのか、とか。それには、与えられたものを具体的なものとして捉えるのではなく、抽象的に見直さなければなりません。
「素直さ」を考えるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。
自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。
心よりお待ちしております。
[contact-form-7 id=”10255″ title=”セミナー申込みフォーム”]
30分の無料相談を承っています。子ども、非行、犯罪、警察対応、などのキーワードで気になりましたらご利用ください。基本はウェブ会議アプリを使ってのオンラインですが、電話や面談も対応できます。
モヤモヤ状態のあなたが、イキイキとする無料相談です。次の一歩を踏み出すために、お気軽にお問い合わせください。
下記お問い合わせフォームで「相談希望」である旨をお知らせ下さい。
[contact-form-7 id=”2700″ title=”お問い合わせ”]
プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。
頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。
[contact-form-7 id=”4057″ title=”小冊子ダウンロード”]
関連する投稿
- どら焼きを食べながら「怒りについて」を読もう
- ローマ皇帝は桜木花道なのか。BBC「ザ・ローマ」に見るレトリックと詭弁
- すべての本の共通点。本には何が書かれているか〜ドラえもんの読書感想文が書ける
- 正当な対価という自己都合な倫理〜お金は銀行に預けるな
- どうして文章を書いていると考えがはっきりするのか〜伝わる・揺さぶる!文章を書く
現在の記事: 楽しさは抽象的なもの〜自分探しと楽しさについて