非行の兆しを見せた子どもの、心を開く方法のポイントとは

2016.04.11 (月)

前回と前々回、相手が言ったことをそのまま言い返す方法についてコラムを書きました。この方法のポイントについて説明します。やや抽象的になってしまいますが、読んでいただければ幸いです。

 

それは、「相手のどの言葉を返すか」ということです。相手の言葉のどこを言い返しても、「共感を伝える」効果はあるのだと思いますが、その効果には大なり小なりの程度の差があります。

 

大なり小なりの効果の違いは、「相手のどの言葉を返すか」によって現れてくるものだと思うのです。私は、「子どもを素直に成長させるのに都合のいい部分」を言い返すと効果があると思います。

 

「話の骨格となる部分」や「話を先へ進ませやすい部分」です。他にも、共感を得られた後に「相手の心を動かす前提となる部分」などです。

 

非行の兆しを見せた子どもなど、相手の言ったことをそのまま言い返すのは、共感を伝えるためであり、その先には「相手の心を動かして素直に成長させる」作業があります。

 

ですので、話の方向や組み立てをある程度、頭の中で描いておく必要があります。共感を伝えて、相手と仲良くなって終わりでは、子どもを素直に成長させるには物足りません。

 

ポイントは最終的な目標に沿った話の組み立てであり、そのことを念頭に、相手が言ったことをそのまま返すと、効果があるのだと思います。

 

若干戦略的になり、頭の中で考えることが多くなりますが、将来の青写真を描いておくと、より効果的ということです。

 

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