イライラを抑える方法とは

2019.05.21 (火)

イライラを抑えるには、書くことをお勧めします。書くことです。文章を書くことです。書くといっても、ペンで紙に向かって書くよりは、キーボードを使ってディスプレイに打っていく方がいいと思います。まず、自分の気持ちを第三者的に見ることができるんです。書くと。

 

 

自分の気持ちに対して、距離を置くことができるようになります。自分の考えや自分の気持ちを表そうとすると、どうしても主観一辺倒ではいられなくなります。段ボールを移動しようとして、自分が段ボールの中にいたのでは移動できません。段ボールから出て、外側から持ち上げて初めて移動できます。そんな感じです。

 

 

書いて表そうとすると、外側からその気持ちや考えを見る自分が必要になります。自分がその気持ちや考えの中にいては、書くことはできない。表現することはできない。ディスプレイに表すことはできないんです。気持ちを書く、表現する。キーボードで打つ。そうすることで、自分のイライラした気持ちから一歩離れて、第三者的に、冷静な気分でイライラと向き合うことができるんです。

 

 

それと、その書いた文章を不特定多数の人に公開することをお勧めします。ネット上に公開するんです。誰かが見るかもしれないし、見ないかもしれない。というのも、誰か自分ではない、他の人の目があった方が、jにぶんよがりにならない判断ができると思うんです。自分しか見ない文章だと「何を書いてもいい」とか「何を思ってもいい」となりがちで、自分勝手な想像も肯定してしまいがちなんです。なので、自分ではない第三者の目です。

 

 

「世の中に監視されている」っていう感覚です。自分も社会の中の一員であること、自分も世の中とつながっていること、自分も世界の一部であること。そんなことを忘れないために、ネット上に公開することがいいと思います。もしかしたら、誰にも見られないかもしれない。もしかしたら、誰かが見るのかもしれない。本名は出さなくていいと思います。本名は出さなくても、ちょっとした緊張感は生まれます。

 

 

で、ネット上に公開すると、向上心も出てくるんです。もっと上手く描きたいとか、もっと自分の気持ちを表したい、とか。文章を書き始めっていうのは、なかなか自分の気持ちを表すことができません。文章化っていうのは、抽象的な頭の中の思いを、具体的な文字一つ一つに置き換えていく行為です。だから、はちみつを、ビンの中に流し込むイメージです。流動的な蜂蜜を、ビンの中に流し込みます。当然ですが、蜂蜜はビンの形に収まることになります。そうやって具体的な形を持つことになります。

 

 

文章化、言語化ってのもそんなイメージです。はじめは戸惑うと思うし、できるようになるのには時間が必要です。天井はどこまでいってもありません。この言語化や文章化のスキルってのは、生涯を通して探求することになりそうです。

 

 

早さも必要です。そういう意味でも、ペンで紙に書くよりも、キーボードでディスプレイに向かって打つ方がいいんです。その方が早いですし。考えや想いってのはすぐになるなります。頭の中にあったかと思うと、次の瞬間には消えて無くなっているんです。思い出そうとしてもなかなか、思い出せるものではありません。

 

 

だから、次々に起こっては消える考えや思いを、瞬間的に打っていく早さが必要になるんです。そうすれば、よりリアルに自分の考えを表すことができるます。それが言語化とか文章化っていうものなのだと思います。

 

 

で、そうやって自分の気持ちを文章に打っていきます。そうすることで、自分の気持ちを落ち着いて見ることができるようになるんです。一歩引いたところから、見られるようになる。イライラしている自分を外側から見られるようになる。そうすれば、当事者ではなく、第三者の気持ちになれるので、冷静になることができるでしょう。周りが見えるようになるはずです。主観一辺倒で狭くなっている視野が、広がりを持つようになっているはずです。反省とか、振り返りっていう意味もありますし。そうやって自分への振り返りを重ねることで、イライラしているその瞬間に、自分を第三者的に振り返ることができるようになるはずです。

 


 

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