子どもの非行を防ぐ環境とは

2017.04.11 (火)

子どもの非行を防ぐのであれば、子どもが好きなことに打ち込める環境を作るべきです。

 

 

この事は、色々な言葉で言われています。「夢を持とう」とか「没頭できるものを見つけよう」とか「夢中になるものを見つけよう」とかです。

 

 

確かに、何もかも子どもの子どもの好きなようにやらせるのは危険です。何に対しても「オッケーだよ」と言っていては、安易な方向に流れるのは目に見えています。舵取りは難しいものです。子どもが夢中になる対象を探しながら。安易な方向に流れるのを防ぎながら。

 

 

ですが、大人になって振り返って、今の自分を支えているのは、好きなことに打ち込むことができた若かりし頃の青春です。

 

 

例えば私は大学の4年間、スキーに打ち込んでいました。雪山で技術に悩みながら、好きなスキーで滑っていました。

 

 

今はスキーをしていません。毎日毎日、雪が降らない街で暮らし、仕事をしています。ですが苦しい時に支えてくれるのは、没頭できた充実感です。今はスキーをしておらず、あの4年間は無駄になったのか。そうではありません。充実という、スキー以上のことを私に植え込んでくれました。

 

 

何かに夢中になって、没頭して、夢を追いかけて、そんな充実した日々が、経験が、子どもを非行などという無駄な時間を過ごす事から防ぐのです。

 

 

寝食を忘れて、何か没頭できる対象を探し、うまく見つけ、それに打ち込める環境。そんな一連の環境が、子どもを非行に走ることを防ぐのです。

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