子どもに関心がない場合は、どう捉えたらよいか

2016.07.17 (日)

自分の子どもに関心がない人も世の中には一定数いると思います。自分の子どもの将来を思案するよりも、自分のことや子どもにとって何のメリットもないことに時間やエネルギーを使ってしまう。そんな方に送る言葉もこれです。

 

「そこがいいんじゃない。」

 

確かに世の中の人の大半は、自分の子どもに大いに関心があります。自分の子どもは学校でどのくらいの成績なのか。きちんと勉強できているか。自分の子どもは学校でどのくらいの運動能力なのか。運動オンチになっていないか。

 

学校での対人関係はどうか。いじめをしたりされたり、していないか。将来はどのような進路に進むか。本人の性格はどうか。どのような適正があるか。などなど。

 

子どもの勉強、運動、能力、将来などを、あれこれと気にかけてしまいます。

 

しかし、そこでよく問題になるのは、子どもに「干渉しすぎる」ということです。

 

あまりにも干渉しすぎるため、子どもが自ら選択する自由を奪っているとも言われています。子どもに関心があるが故、「こうした方が子どものためになる」とか「どっちを選んだ方が、子どもにとって有利か」などと考え、親が考えを子どもに押し付けすぎる傾向があると言われています。

 

干渉しなさすぎるくらいで丁度いいのかもしれません。「関心がない」くらいが子どもにとって丁度いいのかもしれません。「放置している」ととらえられるくらいが、今の社会では丁度いいのかもしれません。

 

そうすれば、子どもが自ら選択する機会を奪うことはありません。子どもはたくましく、道のないところに自ら道を切り開いて成長していくはずです。

 

何事も捉え方次第です。子どもに関心がないこともまた、メリットです。

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