子どもが非行に走るのを防ぐための3つのキーワード
子どもが非行に走るのを防ぐには「寛容さ」、「言葉づかい」、「男性的価値観」がキーワードになります。
寛容さ
人の失敗を許す心の広さです。人をとがめたりせず、自分に害を及ぼす人間でも気にしない器が必要です。他人がすることが気に入らなく、常にイライラしている人が近くにいたら、居心地が悪いものです。
気に入らないことがあっても怒らず、「いいよいいよ」と言える寛容さを、子どもに育まねばなりません。
言葉づかい
言葉づかいを侮ってはいけません。明らかな年上などと話をする際、タメ語を使おうとしていたら、「自分はワルになる」という意思表示のようなものです。
敬語を使わず、無理にタメ語を使っていると、自分でも「ワル」という実感が得られます。周りからも「ワル」のように見られます。結果、実際にワルになっていくものなのです。
男性的価値観
ワルであることに憧れを持つような価値観です。これにとらわれていると、余計なところ(非行)に時間やお金やエネルギーを使うことになります。
ラグジュアリーを求めたり、周りを威圧するような服装、アクセサリー、態度、それと車です。これらを身につけることにステータスを感じないよう、周りの大人はうながすべきでしょう。
まとめ
多くのチンピラや生意気な子どもたちを見て、彼らと話をしてきました。子どもたちを彼らのようにしたくないと思い、彼らを反面教師だと考えたからこそ出てきた3つのキーワードです。彼らは寛容的でなく、言葉づかいが悪く、男性的価値観を多分に持っています。
彼らのようにならない為には、寛容的であり、敬語を使い、男性的価値観から抜け出ていなければならないのです。
関連する投稿
- 犯罪を引き起こす要因、犯罪を減らす方法
- 犯罪をなくすためにできること。犯罪を3つに分類して対処する
- 金、地位、名誉をバカにする態度。「高踏的」を紹介する
- 非行グループから息子を離したいのですが、良い方法ありませんか?
- たとえば、子どもに無理にご飯をたべさせることの功罪
現在の記事: 子どもが非行に走るのを防ぐための3つのキーワード