非行の種類・言葉づかい(タメ語)

2017.07.27 (木)

もし、あなたの周りにいる中学生以上の子どもで、年上の人間と話をする際に無理にタメ語を使おうとしている場合、それは非行の兆しになるかもしれません。

 

 

当然のことながら、非行に走ろうとする生意気な子どもは大人と話をする際、タメ語を使おうとします。

 

 

日本人は通常、明らかな年上と話をする際は、敬語を使わなければ居心地が悪いものです。年上やあまり親しくない人と話をする際、自然と口から出てくるのは敬語のはずです。敬語を含まない言葉は、無理に意識しないと出てきません。

 

 

その辺りは中学生にもなればわかるはずです。日本中の多くの人が敬語を使って話をしており、その中で生活している日本人にとって、敬語は自然と出てくるものです。

 

 

それなのに、無理にタメ語を使おうとしていることは、「俺は非行に走る」「生意気になる」という意識の表れでもあります。

 

 

大人と話をする際にタメ語を使い、「非行に走るのに言葉のスタンスを変える」というのは、非常にコストパフォーマンスが高いものです。変えるのは、自分の口から出てくる実態のない言葉です。その言葉から「です」「ます」を外すだけなので、自分の意識ひとつで変えられます。

 

 

その上、タメ語を使うというのは影響力があります。自分でも「目の前のこの人と対等に話している」という実感が得られます。一気に背伸びができるのです。

 

 

友人と一緒にいようものなら、影響力はもっと高まります。友人からは「あいつは大人とタメ語で話している」と意識され、それは「ワル」というレッテルをはっきりと自分に貼る行為になります。

 

 

言葉を変えるだけで、自分でもワルへの階段を登っていることが実感できるし、周りにも意識させることがきる。それが言葉づかいの威力です。

 

 

法には一切引っかかりません。しかし「言葉づかい」、無理にタメ語を使おうとすることは、ワルへの階段を登る行為であり、立派な非行の兆しなのです。

 

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 非行の種類・言葉づかい(タメ語)

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

contact@konokoe.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP