子どもを非行に走らせないために、子どもに育みたいものは何か
子どもを非行に走らせないために、子どもに育みたいのは「言葉づかい」です。「うん」ではなく、「はい」と言えるかどうか。敬語を使うことにためらいや恥ずかしさを持っていないか。
非行に走るような生意気な子どもは、まずは言葉づかいから生意気になります。おそらく「大人と話す際に敬語を使うのは、真面目くさく見られるし、なんとなく弱そうだ」と子どもは思っているのではないでしょうか。
小学校高学年になると、大人と話をする際に敬語を使わず、わざと「タメ語」で話をしようとする者が現れます。不良っぽい人間に憧れをもったり、これから不良のようにアウトローに生きたいと思っている子どもによくある、非行の兆しです。
言葉づかいは、変えようと思えば口先だけで簡単に変えられるので、非行への入り口に最適なのだと思います。しかも言葉づかいは、非常に影響力があります。たとえ他の部分で真面目に生活していても、言葉づかいが乱暴であると、とたんに乱暴者のように見えてしまいます。
子どもとしても、そこをとっかかりにして非行への入り口としたいのでしょう。周りに仲間がいれば、なおさらです。大人に対してタメ語で話し、アウトローであることをアピールしようとします。
言葉づかいは非行への入り口になりますし、非行に走ろうとする子どもは、まず言葉づかいを生意気にしようとします。
子どもを非行に走らせないために、子どもに育みたいものは言葉づかいです。言葉づかいは非行の兆しになるので、ぜひ注意してみてください。
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