子どもの非行を防ぐために家庭で気にする事とは

2019.03.22 (金)

子どもの非行を防ぐために家庭で気にする事とは、「気にしない事」である。「気にしない事」を気にしなければならない。大らかになる事、大雑把になる事、細かい事を気にしない事、「どっちでもいいよ」「どうでもいいよ」と考えられるようになる事、である。

 

気にしない事には、2つの意味がある。ダイレクトな意味と、若干遠回りな意味。ダイレクトな意味とは、それ自体が優しさであるという事。非行とは、犯罪とは、すべて自己中の塊である。自己中だから非行に走るのだし、犯罪に走るのだ。だから、非行に走らないようにするには自己中の反対側に行かなければならない。自己中の反対側とは、優しさであり寛容さである。

 

 

自分だけに意識が集中せず、相手の身になって考えられるようになる事。客観的な視線も持っている事。自分一人の価値観に囚われないこと。それが優しさであり寛容さである。

 

 

この優しさや寛容さとはズバリ、こだわらない事なのである。大雑把である事。細かいことを気にしない事。「どっちでもいいよ」「どうでもいいよ」と考えられる事なのである。大らかさがあれば、相手を許せるし、相手がすることにいちいち口を挟まないで生活していける。優しさであり寛容さである。

 

 

若干遠回りな意味とは、距離を置くことによって視野が広くなることである。問題を解こうとして、問題を解決しようとして近くによって「ウンウン」と唸っていても、いい解決方法は見えてこない。距離を置いて、気持ちをその問題から離しているときに、フッと解決方法が降りてくるものである。

 

 

物事を抽象的に見ることが必要なのである。視野を広げること、意識を広げること。水の中に絵の具を垂らすと、絵の具は薄くなって一気にバケツ全体に広がっていく。そんな広がりが、問題を抽象的に捉え、使える解決方法、応用できる解決方法をあなたの頭に連れてくるのである。

 

 

大雑把に考えられるようになると、視野が広がって違う角度から物事を見られるようになる。それによって、それまで思いもしなかった解決方法が降りてくるものである。

 

 

子どもの非行を防ぐために、家庭で唯一気にする事と言えば、「気にしない事」である。気にしないようにしよう。距離を置くようにしよう。「大した問題ではない」と楽観視できるようにしよう。絶えず「自分は細かい事を言っているのではないか」と疑うようにしよう。そうすれば優しさや寛容さが身につくし、視野が広がってその問題の解決方法が降りてくるだろう。

 


 

「素直さ」を考えるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。

 

自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。

 

心よりお待ちしております。

[contact-form-7 id=”10255″ title=”セミナー申込みフォーム”]


 

30分の無料相談を承っています。子ども、非行、犯罪、警察対応、などのキーワードで気になりましたらご利用ください。基本はウェブ会議アプリを使ってのオンラインですが、電話や面談も対応できます。

 

モヤモヤ状態のあなたが、イキイキとする無料相談です。次の一歩を踏み出すために、お気軽にお問い合わせください。

 

下記お問い合わせフォームで「相談希望」である旨をお知らせ下さい。

[contact-form-7 id=”2700″ title=”お問い合わせ”]


 

プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

[contact-form-7 id=”4057″ title=”小冊子ダウンロード”]

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 子どもの非行を防ぐために家庭で気にする事とは

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

contact@konokoe.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP