小学生の非行を防止するため、家族がするべき2つの努力
非行防止のため、家族がするべき努力は、「早く帰る努力」と「休みをもらう努力」の2つです。
これは、自分が早く仕事を切り上げて帰り、自分が率先して休暇を取得するという意味です。
多くのお父さんお母さんが、労働環境が厳しい会社員として働いていると思います。朝早くから夜遅くまで組織のために働いていると思います。年休や特休は存在するものの、取得できることはほとんど無いという環境だと思います。あうんの呼吸、本音と建前で動き、上司や先輩から早く「成長」するように促され、偉い人の前で正論を振りかざすことは論外。そんな組織社会で日々、多くのお父さんお母さんが働いていると思います。
しかし子どもの非行を防止するためには、家庭での時間を増やす事が最も効果的です。
子どもの事を把握するには、子どもと接触する時間を増やすしかありません。子どもが何に興味があるのか。学校での生活はどうか。勉強はついていけているか。得意な運動は何か。不得意な運動は何か。友達関係はうまくいっているか。
家庭での家族との会話も不可欠です。良好な夫婦関係や子どもの情報を共有する意味でも、家庭での会話は不可欠です。
それに仕事ばかりに時間を取られると、精神的に余裕がなくなってしまいます。仕事ばかりでは、子どもに関心を持つ余裕がなくなってしまいます。子どもの発している声も聞こえなくなってしまいます。
だから、お父さんお母さんがするべき努力は「早く帰る努力」と「休みをもらう努力」なのです。まずは自分が早く帰り、休みを取る努力をしましょう。定時に帰る事をよしとせず、認められた休みもとれない雰囲気は上司や先輩の「俺でさえ残っているのに・・」や「俺も休んでいないのに・・」から作られます。先輩上司が定時で帰れば部下も帰りやすいのは言うまでもありません。自分が休みを取得していないのに、部下に積極的に休暇を促す事もできません。
自分から早く帰り、休暇を取得する姿勢が、組織に浸透し組織を変え、日本を変えます。それこそが自分の子どものみならず、社会にはびこる非行を防止することに繋がります。
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